BLOG
-
9月05
-
2017/09/05【無血開城が最善の道】
-
北朝鮮がここまでして核兵器と弾道ミサイルの開発を行う目的は、米国から体制保障を取り付けることにあるとされます。 現在の北朝鮮の体制下では、国民に自由が無く、密告が奨励され、少しでも政府に疑問を抱く姿勢を見せた者は強制収容所に送られます。 また、北朝鮮は世界でも最貧国の一つであり、金日成の治世下でほんの一時期、韓国に経済力で勝ったこともあったものの、金正日、金正恩体制下では経済運営はうまくい…
-
9月04
-
2017/09/04【核の脅威に対して日本は隷属すべきでない】
-
北朝鮮が6回目の核実験を強行しました。 前回の核実験で北朝鮮は水爆実験に成功したと主張したものの爆発規模が小さかったため、各国の専門家は水爆では無かった公算が強いとしていました。 しかし、今回の核実験は規模が前回の10倍程度との分析があることから、水爆実験に成功したとする北朝鮮の主張に一定の現実味が出てきました。 今回の核実験に先立ち、北朝鮮は金正恩委員長がICBM用の核弾頭とする物体を…
-
9月03
-
2017/09/03【日本にとって優先度の高い防衛装備品は?】
-
北朝鮮の弾道ミサイルの脅威がますます高まっています。 先日、北海道上空を通過した弾道ミサイルは、一時、3つに分離したとの報道があり、一つのミサイルに複数の弾頭を搭載するMIRVである可能性が指摘されました。 現時点で北朝鮮がMIRVの技術を確立した可能性は高くありませんが、弾道ミサイルを複数同時発射する飽和攻撃とMIRVが合わされば、現状の日本のミサイル防衛システムでそれらを100%迎撃するこ…
-
8月30
-
2017/08/30【制裁を強化しても中国が本気にならなければ効果は無い】
-
北朝鮮による今回の北海道上空を通過する弾道ミサイル発射を受けて、国際的に制裁強化の機運が高まっています。 これに対し中国は、「すでに証明されているが、圧力をかける制裁では問題を根本から解決することはできない」という見解を示しています(※)。 中国としては、「自分たちは国連の制裁決議を履行しているが、北朝鮮のミサイル開発は止まっていない」という立場のようです。 しかし、中国が実際に制裁決議…
-
8月29
-
2017/08/29【まずは9条の適用除外で断固防衛する姿勢を示す】
-
今朝5時58分頃、北朝鮮のミサイルが発射され、緊張状態が続いています。 いきなりJアラートで起こされた方も多いのではないでしょうか。 私も、今日は4時に目が覚め、溜まった本を読んでおりましたが、まさかの事態に驚きました。 北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受けて、日米韓の首脳は圧力強化で一致しています。 ここで日本国憲法を考えてみると、護憲の立場からすると政府が行っている制裁は、憲法に反して…
-
8月29
-
2017/08/29【なぜ国防強化が必要なのか。北朝鮮だけがその理由ではない】
-
内閣府の世論調査によると、政府が力を入れるべき政策として「防衛・安全保障」を挙げた人が36.2%に上り、この政策としては過去最高となりました(※)。 その理由として北朝鮮による弾道ミサイルの脅威の高まりが最も高いと推測されますが、国民の間の防衛意識の高まりは、警鐘を鳴らし続けてきた幸福実現党の果たした役割も大きいのではないでしょうか。 日本が防衛力を高めなければならない理由は、北朝鮮の脅威だ…
-
8月28
-
2017/08/28【過酷な訓練に対する正しい認識を】
-
海上自衛隊の哨戒ヘリコプターが行方不明になり、乗員4人のうち1人が救助されたものの、現時点で他の3人は見つかっていません。 機体は海中に没したものと見られ捜索が続いています。 不明になられた乗員の方々がご無事で一刻も早く救出されますことを心からお祈りします。 不明になっているヘリコプターは「SH-60」と呼ばれる機体で、護衛艦に搭載されることが多く、哨戒の他に潜水艦に対する攻撃なども任務としま…
-
8月26
-
2017/08/26【東海地震についても予知の限界が明らかに】
-
国が唯一発生を予知できるとしている東海地震について、国の検討会は予知に限界があるとして、今後の地震対策を見直すべきとの報告書をまとめたとNHKが報道しました(※)。 分かりやすく言うと、地震の専門家が他の地震同様に東海地震についても「何時、何処で、どれくらいの大きさの地震が起きるか」を予知することが困難であるということを認めたということです。 NHKの報道が事実であるとすれば、予知できること…
-
8月25
-
2017/08/25【日本もアジアの安全保障に関与を】
-
米海軍の駆逐艦「ジョン・S・マケイン」が、過日、シンガポール近海のマラッカ海峡でタンカーと衝突し、米艦の複数の乗員が行方不明になっています。 米海軍の同型の駆逐艦は、2ヶ月前にも静岡県沖でコンテナ船と衝突し、7名の乗員が死亡したばかりです。 米海軍の駆逐艦の相次ぐ衝突事故に、米軍の緩みを指摘する声が内外からあがっています。 特に中国の国営メディアは、「アジア近海を航行する船舶の妨げになっている…
-
8月24
-
2017/08/24【霊的人生観に立脚してこその葬儀】
-
「エンディング産業展」という葬儀や終活などに関する展示会が行われています(※)。 この展示会では、僧侶に代わってロボットによる読経や、IT技術を駆使した遠隔での慰霊など、いわば現代的にアレンジした葬儀や慰霊に注目が集まっています。 こうした展示会に注目が集まることは意味があると思いますが、葬儀や慰霊といった行為を、入学式や卒業式あるいは誕生日など、単に人生のイベントの一つと捉える傾向に憂慮の念…