Archive for the ‘お知らせ’ Category

2019/10/17【科学万能に対するアンチ・テーゼ】

 先日ノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんが記者会見で述べたある言葉が印象に残ります。

 それは、「人類が理解できているのは自然のわずか1%や2%程だ」という言葉です。
 

 ともすれば、「科学で証明できない事象は迷信である」とか、「科学的でないものは公の場で扱ってはならない」などと考える「科学万能」の風潮に対して、科学者自らが示したアンチ・テーゼではないでしょうか。

 もちろん、再現可能であることを主体とする科学的な態度は大切ですが、自然界の多くの部分が未解明であるという前提に立って物事を謙虚に受け入れる姿勢こそ真に科学的な態度だと思いました。

 
 ノーベル賞を受賞した方の言葉から、「科学的」という言葉の意味を改めて考えました。

2019/10/16【ラグビー日本代表の活躍に思うこと】

 ラグビー日本代表が大活躍をしています。

 グループリーグを全勝の1位で通過して悲願のベスト8入りを決めました。

 リーチ主将のコメントにもあったように、台風19号で困難に直面した人々に勇気を与えています。

 日本代表の31人のうち、外国出身選手は15人で、そのうちの8人が日本国籍を取得しているとのことです。

 毎試合後のインタビューなどで、そうした外国出身選手が、JAPANの一員として日本を愛する思いを語る姿に、我々も胸が熱くなります。

 ところで、現在、日本は移民をほとんど受け入れてはいません。

 事実上の移民とも言える外国人労働者は増えているものの、国民の間には移民に対し根強い抵抗感があるからと見られます。
 

 しかし、日本を夢の国として見ている外国人も多いと聞きます。

 ラグビー日本代表の活躍を見るにつけ、日本を本当に愛している外国人は移民として受け入れることを検討してもいい時期にきているのではないでしょうか。

2019/10/15【どんなにAIが進化しても「魂の救済」はできません】

 ある寺院が説法をアンドロイドが行う取り組みを始めたとのことです(※)。

 お寺は檀家の減少などで衰退が危惧されているので、こうした新たな取り組みで話題を作ろうということなのかもしれません。
 

 ただ、この記事には「アンドロイドの不死性を強調」や「仏教は神への信仰ではなく仏陀の道を追求するもの」といった言葉が躍っていることからも分かるように、「仏教は宗教ではなく哲学的思想なのだ」といった考え方が根底にあるように思われます。
 

 このままでは、アンドロイドやAIといった技術が一般化すればするほど、供養などの「魂の救済」の重要性が軽んじられ、寺院そのものの存在意義が失われ、寺離れが進んでいくのではないでしょうか。
 

 仏教がなぜ2千5百年以上も信仰されているのか、それは仏陀が霊的人生観を通じて人間完成の道を説いたからです。

 魂は永遠であり、人間は生き通しの生命を宿して、人生の目的と使命を持って転生輪廻を繰り返しながら、智慧を高めて仏に近づいていくという真理が仏陀釈尊の教えです。

 しかし、仏教の「無我」を無霊魂だと誤った解釈をしたり、仏陀が説いた教えの中で霊的なものは全て比喩にすぎないと取り除いたりして、仏教思想にこの世限りの人生観を持ち込んだところで、本当の意味で人々の魂を救うことができないことは明白です。
 

 人間の本質は霊であるという原則に立ち返れば、どんなにAIが進化しても「魂の救済」はできません。

 科学時術は宗教の代わりはできません。

 「人間には信仰の本能がある」と言われています。

 人類史を紐解いてみても、あの世や霊魂の存在を信じることは、時代や国を超えて連綿と続く真理です。

 ※:10月14日付CNNニュースhttps://www.cnn.co.jp/tech/35142333.html

2019/10/14【再認識された防災インフラの重要性】

 台風19号は東日本を中心に甚大な被害をもたらしました。

 お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。

 被害の中でも豪雨に伴う河川での被害が目立ち、国交省は10の河川で堤防が決壊し、77の河川で越水が起こったとしています。
 

 数十年または百年に1度と言われるような豪雨は被害想定が難しいものですが、仮に、「もう少し堤防が強固であったなら、もう少し堤防が高かったなら、河川改修で流れを緩やかにしていたなら」、被害を防げた場所があった可能性があります。
 

 民主党政権時の事業仕訳の象徴だった群馬県の八ッ場ダムも、今回の豪雨で急激に貯水量が上昇し、下流域の河川水位上昇を緩和するために一定の役割を果たしたと見られています。
 

 一時、「コンクリートから人へ」という言葉がもてはやされ、治水事業などのインフラ建設工事は利権政治の温床と思われて軽視されましたが、甚大な被害を目の当たりにするとインフラ建設工事の大切さを改めて認識しました。
 

 ただ、こうした工事には莫大な費用が掛かることも事実です。

 ですから、必要なインフラを建設するために建設国債の増発も検討すべきではないでしょうか。

2019/10/12【不可解な中東での動き】

 紅海でイランのタンカーがサウジアラビアの方向から2度のミサイル攻撃を受けた可能性があるとのことです。

 ただ、当該のタンカーは積載している原油が一時流出したものの、乗組員に被害は無く航行を続けている模様です。
 

 一般に対艦ミサイルによる攻撃だとすると、2発も被弾したとなると、いかに大型船であっても航行を続けることは困難なはずです。

 ましてや原油を積載しているタンカーとなればなおさらです。

 さもなければ、舟艇を攻撃するような小型の対艦ミサイルが使われたということでしょうか?

 その場合、タンカーの撃破が目的というよりは、攻撃の姿勢を見せること自体が目的だったとも考えられます。
 

 現時点で、被害状況は公表されておらず、詳細は謎のままです。
 

 今年、安倍首相がイランを訪問した際に、日本の会社が運航するタンカーがペルシャ湾で何者かによって攻撃される事件がありましたし、先月もサウジアラビア最大の石油施設が攻撃される事件があったばかりです。
 

 どの事件も、不可解な点が多く、真犯人を特定できたわけではありません。

 何か、イランとサウジアラビアで戦争をさせたいという勢力が画策しているようにも見えます。
 

 当事者は事態がエスカレートしないように自制することが必要ですし、イランとサウジアラビア両国との関係が良好な日本が果たすべき役割は極めて大きいのではないでしょうか。

2019/10/11【観艦式に派遣される中国艦に注目】

14日に開催される予定の海上自衛隊観艦式に、中国海軍が艦艇を派遣します。

派遣されるのは駆逐艦「太原」で、中国版イージス艦といわれる「昆明級」の1隻です。
 

昆明級の実際の戦闘能力は未知数ですが、ミサイルの装弾数など一部のスペックは、海上自衛隊の各イージス護衛艦を上回っています。

 中国は、こうした新鋭艦を次々に建造しており、昆明級だけで20隻以上就役させる計画ですし、昆明級を上回る大型の艦艇の配備も進んでいます。

 一方、海自ではイージス護衛艦を6隻保有しており、今後、「まや型」の2隻を加え8隻体制とする予定です。

 ただ、海自のイージス護衛艦は弾道ミサイル防衛任務を併せ持つため、本来の艦隊防空の任務が制約される状況にあります。
 

 非対称戦を踏まえると、海自が同種の艦艇で、数の上で中国軍に対抗する必要はありませんが、数の差が余りに大きくなると、制海権の確保が難しくなるかもしれません。
 

 中国海軍艦艇の能力向上で、開発計画の見直しを迫られた次世代の対艦ミサイルの開発を早期に完了させるなど、我が国として間断なく防衛能力向上を図っていく必要があると考えます。

2019/10/09【「10年間は消費増税をする必要はない」は真実か否か】

 安倍首相は、「今後10年くらいは消費税を上げる必要は無い」としています。

 このことに関連して、安倍首相は国会答弁で、10年くらいというのはあくまでも個人的な考えであるとしながら、「私の任期以降について責任を持つことはできない」と述べました。
 

 つまり、今後の政権次第では増税もあり得るということであり、「10年間増税しない」というのは空手形にすぎないということです。

 しかし、既に政府周辺などからは、新たな消費増税が必要との声が上がっているようです。
 

 ですから、野党も増税に反対している訳ですから、本当に増税しないというのであれば、今後10年間は消費増税やそれに類する増税を禁じる法律を作って、約束を果たすという気概を見せてもいいのではないでしょうか。

 ただ、「増税しない」というだけでは不十分です。

 消費減税とともに各種減税を行い、減税による経済の活性化で、財政健全化を目指すことこそが王道だと考えます。

2019/10/08【忘れてはならない尖閣諸島での中国船の動き】

 日本海の日本のEEZ内で、日本の漁業取締船と北朝鮮の漁船が衝突し、北朝鮮船が沈没し、乗組員が日本側に救助されるという事件がありました。

 過日も、武装した北朝鮮船が日本船を小銃で威嚇する事案も発生しています。

 
 今回も、警告を受けた北朝鮮船が急に進路を変えて日本船に衝突したとの情報があります。
 

 日本としては、不測の事態に備え万全の態勢を敷いて、毅然とした態度で取り締まりを継続すべきと考えます。

 一方、沖縄県の尖閣諸島周辺では、頻繁に中国の公船が日本の領海を侵犯しています。

 中国の公船による領海侵犯は、半ば常態化しているため、あまりニュースに取り上げられませんが、外国の公船が許可なく領海に侵入することは、異常な事態であると改めて認識すべきです。

 こうした状況下で海上保安庁など日本の海事当局は、中国の公船の領海侵犯に対し、よく状況をコントロールしていると思います。

 しかし、中国にはいつでも領海に侵入できるという既成事実を積み上げる狙いが見て取れます。
 

 中国による既成事実化を阻止するためにも、日本は尖閣諸島周辺でも、領域警備の一段の強化を行うべきと考えます。

 そのために、尖閣諸島の統治について、現状維持ではなく、もっと踏み込んだ具体策を検討すべきではないでしょうか。

2019/10/07【バチカンはもっと香港への支援を】

 最近、日本とバチカンの結び付きが注目を集めています。

 来月には、フランシスコ法王が来日し長崎を訪れることが決まっていますし、新たな枢機卿に日本に20年以上の在住経験のあるルクセンブルクの大司教が任命されました。

 既に、日本人の枢機卿も在職していることから、これで日本語を話せる枢機卿が2人となります。
 

 バチカンのローマ法王庁は、世界10億人以上とされるローマカトリックの総本山であり、法王は政治的にも大きな影響力を持っています。

 しかし、最近のローマ法王庁の中国や香港への対応を見る限り、その権威は揺らいでいるようにも見えなくもありません。

 その理由として、ローマ法王庁は、長年、中国共産党政府と対立していましたが、最近では、事実上、中国国内のカトリックの中国共産党支配を認めてしまいました。

 また、現在の香港でのデモ参加者の多くはキリスト教徒でもあり、宗教的信条に基づいて中国共産党政府への抗議の意思を表している人が中心であるにもかかわらず、ローマ法王庁からは香港のデモを支援するような態度は見られません。

 このままでは、ローマカトリックの権威が薄らいていきかねません。

 バチカンには、「自由」「民主」「信仰」の価値観を堅持するべく、無神論の中国共産党政府には毅然とした態度で臨むことが期待されているに違いありません。

2019/10/06【エネルギー安全保障を最優先に】

 関電の経営幹部などが、原発が立地する町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題を、原発の再稼動問題と絡めて議論する動きがあります。

 確かに、関電側が受け取った金品の総額は数億円にのぼり、常識とはかけ離れた額ですから、経営陣の倫理観が問われています。

 しかし、だからといって「原発を運営する資格がない」ということではなく、経営全般の話のはずです。

 要は関電のガバナンスの問題であり、原発の再稼動については、今回の問題とは切り離して、安全が確認された原発は、速やかに再稼動すべきではないでしょうか。

 今回の金品の受け取りに関わった関電の幹部に対し責任を問う感情は理解できますが、だからといって、それを理由に脱原発を推し進めてしまうと、日本のエネルギー安全保障が危機に立たされてしまうからです。

 再生可能エネルギーの開発はどんどん進めるべきですし、化石燃料による発電の割合も順次下げるべきですが、資源が少ない我が国は不測の事態に備えまだまだ原発を手放してはならないと考えます。

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