2月
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2012/02/13【拒否権の行使で浮き彫りになった国連中心主義の危うさ】

民主党を中心に、国連中心主義を抱いている政治家がいますが、日本の有事の際に「国連軍に動いてもらう」と考えることは非現実的だと知らなければならなりません。 2月4日、反政府デモに対する暴力の停止をシリア政府に求めるなどとした決議案が、国連安全保障理事会で採決されましたが、中国とロシアの拒否権行使によって否決されました。 非常任理事国を含めた他の理事国は、13ヶ国全てが賛成しました。 シリアでは、政府…

2月
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2012/02/12【中国軍の動きにお墨付きを与える民主党】

2月3日、中国海軍のフリゲート艦4隻が沖縄本島と宮古島の間の海域を通過しました(※1)。 近年、中国海軍は遠洋での作戦能力を急速に高めつつあります。 中国の大連では航空母艦が試験中ですし、駆逐艦やフリゲート艦も近代化され続々と建造されています。 また、米国の航空母艦を標的とした対艦弾道弾も配備済みとされています。 こうした中国の動きに対し、ジャーナリストの日高義樹氏は著書『帝国の終焉』で、横須賀を…

2月
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2012/02/10【日米合意の履行を言いながら、実際は県外移設候補を応援する民主党】

2月5日、普天間基地のある沖縄県宜野湾市の市長選が告示され、沖縄県議の佐喜真淳氏(自・公推薦)と、元宜野湾市長の伊波洋一氏(社・共・社大推薦)の2人が立候補を届け出ました。 今回の選挙は、先に沖縄防衛局長が職員を集めて投票に行くように依頼する講和を行ったとして問題となっているように、普天間基地の移設問題が焦点となっています。 どちらも候補も県外移設を掲げていますが、その立場は異なっています。 佐喜…

2月
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2012/02/08【日本海側を中心に連日大雪に見舞われています。インフラには継続的なリノベーションが必要です】

日本海側を中心に連日大雪に見舞われています。 例年、雪国では、積もった雪をどう処理するかが課題となっていますが、最近では雪を運ぶダンプカーなど足りずに、除雪作業が遅々として進まない地域もあるようです。 これは、近年の公共事業費の削減の余波により、建設業者の数が減っていることが一因です。 特に民主党政権になってから、「コンクリートから人へ」という合言葉のもと、公共事業が一段と減らされています。 最近…

2月
07

2012/02/07【日米比較、米大統領選にみる“政教分離原則”は、宗教団体の政治活動を妨げるものではない】

1月31日に行われたフロリダ州での米大統領選の予備選は、ロムニー氏が圧勝しました。 同州での予備選は、CMを使った激しいネガティブ・キャンペーン合戦となりましたが、資金力で勝るロムニー氏が、ギングリッチ氏らを大差で破った形となりました。 しかし、予備選はまだ序盤の段階であり、トップを走るロムニー氏も、公認に必要な代理人数の1割も獲得しておらず、共和党の公認争いはまだまだ続きます。 この予備選では、…

2月
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2012/02/06【社会保障の財源問題の解決策は“増税”ではなく“デフレ脱却”と“経済成長”】

2月1日、藤村官房長官は、政府民主党が当面非公表とした年金制度抜本改革の試算について、民主党が最新の将来推計人口を踏まえて作り直し、3月中を予定する消費税率引き上げ関連法案の国会提出前に公表するとの見通しを明らかにしました(※1)。 この試算は、1月6日に政府・与党社会保障改革本部が決定した「社会保障・税一体改革素案」の「最低保障年金7万円」の導入などの改革を行った場合、消費税率の10%への引き上…

2月
04

2012/02/04【地域政党は国家の安全保障をどう考えるのか】

既存の政党の支持率が低迷する中で、橋下大阪市長が代表を務める地域政党「大阪維新の会」が国政に進出するのではないかと取りざたされ注目を集めています。 1月29日、橋下氏は、税制や社会保障、外交など国政に関する基本的政策づくりを進め、坂本龍馬の新国家構想になぞらえ、現代版「船中八策」として策定する考えを示しました(※)。 この構想は事実上、次期衆院選に向けた公約と見られています。 橋下氏の国政進出をめ…

2月
04

2012/02/04【“名宰相と優秀な官僚”ではなく、“歴史上最悪の悪代官”】

英国のポンドの空売りで名を馳せたジョージ・ソロス氏が深刻になりつつあるユーロ危機を憂えています。(欧州の新財政協定はデフレスパイラルを招きかねない  日経ビジネス2012年1月27日(金)) その言葉を引用すると、「ドイツは財政的に非常に保守的な方向を取っている。一方、アングロサクソン諸国は今なおケインズに魅力を感じている。危機の根源には最初からずっと国家間の不均衡が存在する。これを是正するために…

2月
03

2012/02/03【尖閣領有の姿勢を強める中国に対して、無策の民主党政権】

日本の政治が増税で混乱している中、中国は日本固有の領土である尖閣諸島領有に向けての動きを強めています。 1月24日には、中国当局は東シナ海における航空機による巡視活動について、日中中間線を越えて、中国の排他的経済水域の200カイリまで巡視範囲を拡大する方針を明らかにしました(※1)。実際、中国機に対する航空自衛隊の緊急発進の回数が激増しており、平成23年度は第3四半期までに143回(前年度比95回…

2月
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2012/02/02【民主党・野田政権に即時退陣を求めるデモ】

消費税増税の推進役である岡田副総理は、年金制度の抜本改革について「必要な財源は、(2015年に引き上げる)今回の(消費税)10%に入っていない。さらなる増税は当然必要になる」と述べ、社会保障の抜本改革は、「まず増税ありき」と認めています。これは、民主党の「社会保障と税の一体改革」は「社会保障」を大義名分とした「増税議論」に過ぎないということです。 政府民主党のこうした増税の動きに対し、私たち幸福実…