1月
15

2018/01/15【強い中国と強い米国、どちらがいいのか】

 トランプ大統領に対する風当たりが、最近、また強くなっているように見えます。  政権の内幕を描いたとされる暴露本の出版や、アフリカに対し侮辱的な発言をしたとされ非難されるなどして、トランプ大統領に対し精神鑑定を求める声まで出ています。  しかし、冷静に考えてみれば、暴露本は外部のジャーナリストが複数の政権関係者にインタビューした内容を繋ぎ合わせたもので、それが事実であるかどうかは確認できませんし、…

1月
14

2018/01/14【過度な不安感は病気を招き寄せる】

 国連WHOの関連機関の専門家が、福島第一原発事故当時に18歳以下だった福島県民を対象に実施している甲状腺検査で、異常が発見された人に必要以上の手術が行われている可能性があると指摘しています(※)。  この甲状腺検査では、実際に甲状腺がんが見つかっていますが、その割合は他の地域と大きな差は無いとのことであり、福島県も放射線の影響とは考えにくいとしています。    甲状腺がんは見つかってもすぐに手術…

1月
12

2018/01/13【唯物論国家に真の道徳心はあるのか】

 中国国内にあるキリスト教の教会が、当局によって爆破後、解体されました(※)。  大規模な建物を解体する際には、作業効率を上げるため爆破処理することはあります。  しかし、この教会は当局の監視対象となっており、象徴的な意味合いを込めて爆破処理したものと見られています。  宗教や宗派は違えども信仰心を持つ人から見れば、こうした中国当局の行為は、罰当たりに映るのではないでしょうか。  中国政府は信教の…

1月
11

2018/01/12【日本は一帯一路の先にあるものを見破れるのか】

 中国軍の潜水艦が、初めて尖閣諸島沖の日本の接続水域内を潜航したまま侵入しました。  接続水域は領海でないため、他国の潜水艦が潜航したまま航行することは違法ではありませんが、無通告での潜航は緊張を高めることに繋がるため通常は行われません。    中国は、尖閣諸島沖の日本の領海や接続水域に、漁船、海事当局の公船、軍の水上艦艇、潜水艦を次々と侵入させ、事態をエスカレートさせながら、既成事実を積み重ねて…

1月
11

2018/01/11【ようやく与党からもシェルター設置の議論が】

 自民党は、北朝鮮の弾道ミサイルを想定して、シェルターの整備を検討するワーキングチームの初会合を開催しました。  幸福実現党が既に何年も前から核シェルターの必要性を訴え続けてきたのに対し、自民党もようやく検討を始めたようです。  このワーキングチームは、昨年9月に発足していましたが、検討開始が遅れた理由の一つとして、先の衆院選を上げています。    選挙対応で忙しかったということのようですが、もし…

1月
10

2018/01/10【沖縄での米軍機事故の背景にあるもの】

 沖縄県で米軍機による事故が続いています。  昨年10月には大型輸送ヘリが、民有地に不時着した後に炎上大破、12月には同型機から窓枠部品が小学校に落下、今年に入って6日には中型輸送ヘリが砂浜に緊急着陸、そして今回、戦闘ヘリが民有地に緊急着陸しています。  これだけ事故が頻発すると、住民の方々の不安が膨らむのも理解できます。  事故原因が、整備不良や人為ミスであるのならば、米軍には再発防止の努力を求…

1月
09

2018/01/09【人口増の中での再分配には限界が】

 8日付の日経新聞によれば、格差を示すジニ指数が世界で拡大しているとのことです。  記事ではITが格差を広げる要因となっていることを伝えています。  ジニ指数がどの程度、実態を反映しているのか定かではありませんが、こうした調査結果が出る度に所得再配分の機能を強化すべきとの声があがります。  弱者を守るために、持てる者から持たざる者へと再分配したいという気持ちは理解できない訳ではありませんが、こうし…

1月
08

2018/01/08【9条を採用すべきは中国や北朝鮮】

 今国会では憲法改正が一つの焦点になりそうです。  改憲議論の中心は間違いなく戦争の放棄を謳った9条に関してです。  現行憲法では、非現実的な「日本が外国を侵略する」ということを防ぐ意味では有効かもしれませんが、現実的な「日本が外国から侵略をうける」という事態には対応できません。    ですから、9条の改正を行う必要があるのですが、与党からは、安倍首相が示した改憲案では現行憲法の矛盾点を上塗りする…

1月
06

2018/01/07【他にもある韓国の国際協定の一方的見直し】

 いわゆる従軍慰安婦の問題について、最終かつ不可逆的に解決するとした日韓合意を、韓国政府が見直す姿勢を示して物議を醸しています。    歴史的事実に照らし合わせれば、慰安婦の募集に旧日本軍が組織的に関与した証拠は無かったことを、日本政府も確認しており、従軍慰安婦なるものが存在していなかったことは明らかです。  ですから、あたかも従軍慰安婦の存在を認めるかのような日韓合意そのものに不満が残りますが、…

1月
06

2018/01/06【新たな戦闘空間に対応した実力組織の創設を急ぐ】

 政府は、宇宙分野とサイバー分野の防衛力を強化するために、司令部機能を持つ防衛相直轄の統合組織を発足させることを検討しているとのことです。  2020年の発足を目指し、陸上総隊、自衛艦隊、航空総隊と並ぶ組織となる模様です。    現代の戦争では、陸海空の戦場に加えて、宇宙空間とサイバー空間も戦場と位置付けられており、そのどちらもが戦闘の趨勢を左右するとまで言われています。    幸福実現党も、国政…