8日付の日経新聞によれば、格差を示すジニ指数が世界で拡大しているとのことです。
記事ではITが格差を広げる要因となっていることを伝えています。
ジニ指数がどの程度、実態を反映しているのか定かではありませんが、こうした調査結果が出る度に所得再配分の機能を強化すべきとの声があがります。
弱者を守るために、持てる者から持たざる者へと再分配したいという気持ちは理解できない訳ではありませんが、こうした考えが行きすぎると、成功者が輩出されずに社会が停滞すると共に、弱者と言われる層のやる気をも削いでしまいます。
しかも、世界の人口が現在の75億人ほどから、2050年代には100億人を突破すると言われ、急速に人口が増加している中にあっては、再分配の強化だけでは対応できないことは明らかです。
やはり、世界の人々を救うためには、政府など外部からの支援だけではなく、自助努力の考え方を取り入れて、自らが成功者となって世の中を繁栄に導いていこうとする考え方が必要です。
【参考】:大川隆法著『繁栄への決断』幸福の科学出版https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1785