BLOG
-
3月03
-
2015/03/03【政府と対立する勢力を操ることが常套手段】
-
ASEAN諸国の中でも、ミャンマーは中国寄りの立場をとってきました。 ミャンマーは、昨年のASEAN外相会談でも、南シナ海をめぐる加盟国と中国の対立に関し、中国を刺激しないよう腐心していました。 しかし、ここに来てミャンマーのテイン・セイン大統領が、中国を牽制するような発言をしています(※1)。 一応は民政に復帰したミャンマーですが、国内に幾つかの対立する武装勢力を抱えています。 その中のコ…
-
3月02
-
2015/03/02【スリランカとの連携強化を】
-
中国の潜水艦が、昨年、スリランカに寄港し、スリランカが中国海軍の前進基地と化すのではないかとの危惧が持ち上がりました。 スリランカの隣国であるインドは、長年、中国と潜在的な対立関係にあります。 同じく、長年、インドとの関係が必ずしも良好ではないスリランカを取り込むことは、中国にとって、インドを牽制する上で大きな意味があります。 隠密性の高い潜水艦が活動するということは、その海域でいつでも…
-
2月28
-
2015/03/01【隠されたUFOの存在】
-
UFOに関して多くの人が関心を持っているのではないでしょうか。 「UFOなんているはずがない」という人もいれば、「UFOは絶対存在する」という人もいます。概して、日本では、UFOについてはエンターテイメントの世界だけの話として扱われることが多いようです。 少し前では考えられないことでしたが最近、NHKも科学番組(?)でUFOを取り上るようになりました。 ただし、番組はUFOを否定するスタンスで…
-
2月27
-
2015/02/28【どうするの?今この時に、自衛隊による邦人救出を可能にしなければ・・・・】
-
安倍首相率いる現政府は、自衛隊による海外での邦人救出を可能とする法整備を行いたい意向です。 これに対し与党である公明党は、「自衛隊の装備や能力で、外国で邦人救出のような危険な活動を行うことは果たして可能なのか」や、「自衛隊の安全を確保できるのか」などと、法整備に後ろ向きです(※)。 しかし、他に邦人救出の手段がないのであれば、こうした法整備を行うことは国家として当然と考えます。 与党である公…
-
2月27
-
2015/02/27【なんで!?韓国は中国の属国と化していくのか】
-
北朝鮮などからの弾道ミサイルに対する日本の防御手段は、海上のイージス艦から発射され比較的高高度で迎撃するSM3と、地上に配備され比較的狭いエリアの防空を担うPAC3からなる2段構えの構成になっています。 米国は、これに加え地上配備型で高高度での迎撃を担うTHAADという迎撃システムを持っています。 米国は、このシステムを構成する広範囲の監視を担うXバンドレーダーなどを韓国国内に配備したい意向を…
-
2月26
-
2015/02/26【“従軍”慰安婦は存在しなかった】
-
安倍首相が発表するとしている戦後70年談話に関する有識者会議の初会合が開かれました(※)。 安倍首相は、この夏までに有識者会議の議論を踏まえて談話の内容を検討するとしています。 戦後70年談話では、歴代内閣が踏襲してきた村山談話と河野談話を、今回も踏襲するのかという点が最大の焦点となっています。 村山談話では「日本による侵略と植民地支配」を認めていますし、河野談話では「従軍慰安婦」を認めていま…
-
2月24
-
2015/02/25【富める者を増やす指南書】
-
フランスの経済学者トマ・ピケティ氏の主張に依然として注目が集まっているようです。 賛否両論に分かれる氏の見解について、両者の立場に言及しながら、様々なメディアが特集を組んで取り上げています。 ピケティ氏の主張を私なりの理解で要約すると、「現在の資本主義経済では、富める者はより富み、そうでない者との格差が広がっていく。従って、世界的に富める者への課税を強化して富の平準化を図るべきだ」ということで…
-
2月24
-
2015/02/24【ご存知ですか?マイナンバー制度の問題点を】
-
来年の1月に運用が始まるいわゆる「マイナンバー制度」の内容を知っている人は、3割に届いていないとする調査結果が発表されました(※)。 マイナンバー制度は、一昨年成立した共通番号制度法に基づくもので、国民全員に個人番号を割り振り、所得、年金、納税などの情報を一つの番号で管理する制度です。 今年の10月に個人に通知され、来年の1月から個人番号カードが配られます。 確かに、国民は年金や税金など…
-
2月23
-
2015/02/23【沖縄県民の国防意識の高まり】
-
沖縄県の普天間基地の移設先である辺野古地区の米軍キャンプ周辺で、大規模な抗議集会が開催されたとのことです(※1)。 主催者の発表で参加者は3千人以上とのことですが、別の報道では同じ主催者の発表ながら2千8百人としていることから、実際の参加者はいつものようにこれよりも少なかったのではないでしょうか。 この集会を県民集会と位置付け、あたかも県民の総意と印象づける報道もありますが、沖縄県民の中には移…
-
2月21
-
2015/02/22【特攻の精神について考える】
-
終戦から70年の今年、戦争の記憶を後世に伝えるためとして、数々の報道を目にします。 その中で、いわゆる「特攻」について、戦争の悲惨さを伝えるものとして象徴的に描かれています。 特攻は、敵への攻撃と引き換えに自らの命を確実に失うことになるため、現代では旧日本軍による愚行とする識者も多いように思われます。 確かに、自らの意思に反して特攻隊員にならざるを得なかった人や、いつ特攻隊員に任命されるのか心…