4月
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2015/04/12【地方政治に起業家マインドを】

 4月12日は統一地方選の前半戦の投開票日です。  県議会など地方政治の場においても、政治家は国家のあり方など大局的な視点を持つことは大切ですが、一般に地方選では争点が各地方の問題に特化されます。 そうした問題の中でも、一部の大都市を除いて、過疎化への対策などの「地方活性化」が大きな争点の一つと言えます。  中央政府が決めた政策が降りてくるのを待っていたり、補助金をあてにしたりするだけでは、持続的…

4月
10

2015/04/11【翁長沖縄県知事の真意とは】

 過日の菅官房長官と沖縄県の翁長知事との会談では、お互いの主張が平行線のまま終わり、翁長氏の強硬な態度が印象的に残りました。    翁長氏はこの会談で、安倍首相と直接会って話をする機会を要求し、引き続き普天間基地の辺野古地区への移設反対を強硬に主張するものとみられます。    沖縄県に米軍基地の撤去を求める一定の民意が存在することは認めますが、全ての県民が在沖米軍基地の撤去を望んでいる訳ではないこ…

4月
10

2015/04/10【予算は十分審議されたのか】

 2015年度予算が4月にずれ込んでようやく成立しました(※)。 一般会計の総額は、2014年度当初比で0.5%増の96兆3420億円と過去最大です。  成立が4月にずれ込んだ要因としては、昨年末の衆議院解散総選挙の影響や、度重なる安倍内閣の閣僚のスキャンダルなどがあげられます。 衆議院の解散は総理大臣の専権事項とは言え解散に大義があったのか疑問が残りましたし、度重なる閣僚のスキャンダルは政治家と…

4月
08

2015/04/09【噴火に強い原発】

 鹿児島県の川内原発の再稼動をさせないように求める訴訟で、鹿児島地裁が早ければ今月22日にも再稼動を中止する仮処分を出す可能性が報じられています(※1)。    川内原発は国内で最も早い再稼動に向けた手続きが進んでいますが、ある住民グループが「地震や大規模な噴火で深刻な事故が起きるおそれがある」などとして訴訟を起こしているものです。  確かに原発は、東日本大震災の影響により「地震」に対する備えは多…

4月
08

2015/04/08【英霊に対する感謝の念を忘れずに】

 4月8日に、天皇陛下がパラオ共和国をご訪問されます。 81歳になられるご高齢の陛下が訪問される背景には、戦没者を慰霊したいという陛下自身の強い意向があったからとのことです(※1)。  ここで、「慰霊」の意味を考えてみたいと思います。 「慰霊」とは、文字通りに解釈すれば霊を慰めることであり、「亡くなった霊に対し正しくあの世へ還れるように諭すこと」です。  先の大戦では、300万人以上の方が亡くなっ…

4月
06

2015/04/07【本当に侵略戦争だったのか】

 戦後70年を迎えるにあたって、先の戦争を侵略戦争であったと断定するメディアもあります。 立場によってはそういう見方もあるのかもしれませんが、当時の日本が解放を目指して進駐した東南アジア地域は、大部分が既に欧米列強の植民地であったことを忘れてはなりません。  また、4月8日から両陛下がご訪問するパラオ共和国は、苛烈な戦闘の舞台となった土地ではありますが、約30年間の日本による統治は、もともと当時の…

4月
06

2015/04/06【安全保障政策で信頼できるのは幸福実現党】

 昨年の沖縄県知事選で、辺野古地区での新基地建設反対を掲げて当選した翁長知事が、菅官房長官と会談しました。 この会談で両氏の立場の違いは埋まらず平行線のまま終わったとのことです。  日本の安全保障、市街地に隣接する普天間基地の危険性、地理的条件などを考慮すれば、辺野古地区への移設しか解決策はありません。 一部での県民感情など沖縄県の特殊な事情を考慮したとしても、既に法的にも新基地建設は決着している…

4月
04

2015/04/05【成長産業として農業が生まれ変われる道を】

 TPPの交渉妥結に向けての協議が思うように進展していませんが、今月下旬の日米首脳会談の前までに日米の2国間協議を決着させる必要があるとして協議を再開する方向で調整に入ったとのことです(※)。    日本のTPPへの参加を巡っては、安い外国産農産物の流入により国内農業が打撃を受けるとして、農業団体を中心に反対の声が上がっています。  しかし、むしろTPPへの参加を通じ、日本農業の国際競争力の向上を…

4月
04

2015/04/04【現代の松下村塾】

 4月に入って新学期が始まろうとしています。 今年も、幸福の科学学園高校の卒業生は、難関大学に相次いで合格者を輩出したことが、各種雑誌でも発表されています。  幸福の科学学園は、幸福の科学の教育理念のもと設立された高校ですが、今回の受験結果からも、現代の教育内容に照らし合わせても優秀な結果を出していることが分かります。  この教育理念を更に昇華させた、日本発の本格私学である「ハッピー・サイエンス・…

4月
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2015/04/03【中国は日本への渡航をいつでも制限できる】

 安倍首相は参議院予算委員会で、外国人観光客の受け入れ体制の充実に取り組んでいく考えを示しました(※1)。 政府は、近年、外国人観光客を増やすことに力を入れており、2013年にはその数が初めて1000万人を突破しました。  テレビ番組などで、欧米から来日した観光客の様子をよく目にしますが、実は、来日客の多くは、台湾、中国、韓国などアジアの国々からの観光客です。 日本政府観光局が発表した2015年1…