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1月19
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2016/01/19【米国は二正面作戦を行えるのか】
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イランの核合意を受けて、欧米諸国による制裁の解除が進められています。 今後、経済制裁が本格的に解除されれば、市場としてのイランの存在に注目が集まっています。 一方で、イスラエルや欧米の中には、イランへの不信感が存在していることも事実です。 イランは、核兵器や弾道ミサイルの開発にあたって北朝鮮との関係が指摘されていますが、その北朝鮮は、核兵器開発の凍結について米国などと合意したにもかかわらず、裏…
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1月17
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2016/01/18【阪神淡路大震災の教訓を生かす】
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今年も1月17日を迎えました。 阪神淡路大震災でお亡くなりになられた方々に深い哀悼の意を捧げると共に、ご遺族の方々には心からお悔やみ申し上げます。 震災から20年以上が経過して、震災の被害について次々と教訓とすべき新たな事実が浮かび上がっています。 17日の晩に放送されたNHKスペシャルでも報じていましたが、犠牲者のうちかなりの数の人々が、地震発生直後は生存していた可能性が高いにもかかわらず、…
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1月16
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2016/01/17【再び台湾を見捨てるようなことがあってはならない】
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台湾の総統選挙は、民進党の蔡英文氏が当選し、8年ぶりに政権交代することになりました。 蔡氏は、中国との関係強化を急速に進める現在の国民党政権を批判し、中国との関係は現状維持が望ましいとし、台湾人としてのアイデンティティを打ち出していました。 今後、親中的な国民党政権が退くことになり、中国は、民進党政権に圧力を強めてくることが予想されます。 当然、軍事的な圧力も強めると思われますが、国民党政権下…
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1月16
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2016/01/16【沖縄に金城タツロー氏あり!】
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沖縄県の石垣市が主催する「尖閣諸島開拓の日」を記念する式典が行われ、主催者から招待を受けて幸福実現党の釈量子党首が出席しました(※)。 幸福実現党は、立党以来、一貫して中国の脅威に対する国防強化の必要性を説いてきましたが、中国船の領海侵入などで中国の脅威を身近に感じている石垣市の人々の幸福実現党に対する期待が表れているのではないでしょうか。 これを別の見方をするならば、中国の脅威に対…
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1月15
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2016/01/15【憎しみを超えて、愛を取れ】
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新春恒例の「歌会始」が皇居で行われ、天皇陛下の「戦ひにあまたの人の失せしとふ島緑にて海に横たふ」という歌が披露されました(※1)。 この歌は、昨年4月に、太平洋戦争の激戦地だったパラオ共和国のペリリュー島で慰霊碑に花を供え、同じく激戦地だった隣のアンガウル島に向かって拝礼したときのことを詠まれたものとのことです。 天皇陛下の慰霊の気持ちが表れている歌ではないでしょうか。 私たちも改めて、…
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1月13
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2016/01/14【オバマ大統領、任期最後の一年に中国政府はどう出てくるのか】
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オバマ大統領は、任期中最後となる一般教書演説を行いました(※)。 一般教書演説とは、今年一年の施政方針を述べるものです。 演説の中でオバマ大統領は、改めて「米国は世界の警察官をやめる」と述べ、友好国や同盟国とで分担して問題解決にあたる姿勢を明確にしました。 こうしたオバマ大統領の姿勢に、中国やロシアの軍事的な台頭だけでなくイスラム過激派の拡大を招いたとの批判がありますが、オバマ大統領は、米軍…
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1月13
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2016/01/13【憲法改正で進むべき方向を示してきた幸福実現党】
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安倍首相は、次期参院選で憲法改正を公約に盛り込む意向を示しました(※)。 具体的に憲法をどう変えるのかを示すことが大切ですが、その議論は深まってはいません。 しかし、数年前までは、「日本国憲法は不可侵なものである」かのような風潮でしたが、国会論戦で与野や野党の一部からも憲法改正の必要性が上げられている状況はまさに隔世の感があります。 こうした状況に至った要因に、幸福実現党の主張とその働きが影…
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1月11
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2016/01/12【成人の日に寄せて】
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政治家に求められる資質に、「誠実さ」があると思います。 誠実さとは、私利私欲によらず真心で人に接することです。 現実の政治においては、本音と建前を使い分けることが時には必要なのかもしれませんが、それにしても既成政党の政治家を心の底から「誠実である」として信用するというわけにはいかないのはなぜでしょうか。 これに対して、幸福実現党の政治家は、本当の意味で「誠実を兼ね備えている」と言えると考えま…
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1月11
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2016/01/11【“正義”の観点で英国を諭すことも日本の役割ではないのか】
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日英の防衛相会談が行われ、安全保障分野での協力を進めることで合意しました(※)。 また、中国の海洋進出について、国際法に基づく平和的解決が必要との認識で一致した模様です。 ただし、中国を安全保障に対する重大な脅威と認識する日本に対し、英国は経済分野で中国と結び付きを強めることで活路を見出そうとしているため、安全保障分野の対中国政策で英国がどの程度本気なのか見極めが必要かもしれません。 一方で…
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1月10
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2016/01/10【中国の海洋進出に“正義”は無い】
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沖縄近海における中国の海洋調査船の活動が、2016年は前年の2倍以上に増加したとのことです(※1)。 この中には、日本のEEZ内で事前に通告することなく活動しているものも含まれています。 中国の海洋調査船の目的は、海底地形や潮流のデータを収集して潜水艦の活動などに利用する軍事的なものと、海底資源の探査など商業的なものが考えられます。 このまま中国船の活動を野放図にしておけば、中国海軍の海洋進…