今年も1月17日を迎えました。
阪神淡路大震災でお亡くなりになられた方々に深い哀悼の意を捧げると共に、ご遺族の方々には心からお悔やみ申し上げます。
震災から20年以上が経過して、震災の被害について次々と教訓とすべき新たな事実が浮かび上がっています。
17日の晩に放送されたNHKスペシャルでも報じていましたが、犠牲者のうちかなりの数の人々が、地震発生直後は生存していた可能性が高いにもかかわらず、様々な要因により助けられなかったということです。
是非、最新の知見を活かして、今後予想される大規模地震などの災害に対する備えを整えて頂きたいと考えます。
一方で、当時の村山政権により、自衛隊の初動が遅れると共に、米国政府の空母派遣の申し出を断るなどしたことで、助けられたはずの命も助けられなかったという事実も厳粛に受け止めなければなりません。
村山氏には、軍隊は人の命を奪うものとして極力敬遠したい気持ちがあったのかもしれませんが、その気持ちが人の命を奪ってしまったのであればたいへんな皮肉です。
「左翼政権下では大規模自然災害が起きやすい」と言われています。
そうした中で、幸福実現党の正論の前に、安倍首相でさえ保守に見えないことが多々ると感じることがあります。
例えば、昨年の、安倍談話や、日韓合意を見る限り、まさか安倍首相は“いわゆる左翼”なのかと、思える出来事が相次ぎました。
ならば、天がなぜ自然災害を起こすのか、大震災から21年目の今日、改めて考えてみる必要があるのではないでしょうか。