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2月18
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2016/02/18【釈量子党首が国連でスピーチ】
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国連の女子差別撤廃委員会の対日審査で日本政府は、慰安婦問題に関し旧日本軍による強制連行を裏付ける資料は無い旨を説明しました(※1)。 一方で、日本政府は、旧日本軍の関与を事実上認めている河野談話を踏襲する立場を変えていません。 今回、日本政府が国連の場で、裏付ける資料が存在しないことを初めて示した点は評価できますが、「証拠はないけど、従軍慰安婦の存在を認める」ということが国際的に通用…
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2月16
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2016/02/17【もう準備しないと間に合わないところに来ている】
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北朝鮮の核実験を受けて、韓国では自国でも核武装すべきとの声が高まっています。 ある世論調査では「在韓米軍の戦術核再配備」と「韓国独自の核兵器開発」を支持するとした回答の合計が52.5%に達し(※1)、別の世論調査では「核武装に賛成」との答えが54%に達したとのことです(※2)。 韓国では、既に在韓米軍の戦術核兵器は撤去されたことになっており、北朝鮮の核の脅威の高まりと共に、自前での核兵器保有の…
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2月15
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2016/02/16【潔く消費増税の撤回を】
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昨年の10月~12月期のGDPが、またマイナスとなりました。 年率換算でマイナス1.4%と2期ぶりにマイナスとなりました。 最も大きな要因は、個人消費の落ち込みと見られています。 一方で安倍首相は、衆議院予算委員会の答弁で名目雇用者報酬がプラスとなっていることなどをあげて、「日本経済の実態が良好な状況に変わりはない」という認識を示しています。 しかし、実感として景気が回復しているという印象は…
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2月15
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2016/02/15【東電の原発再稼動の壁】
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川内原発や高浜原発に続いて、全国の原発で再稼動に向けた準備が行われていますが、原子炉など重要施設の直下の活断層の有無が、再稼動の可否を左右する場合があります。 渦中の東京電力管内でも再稼働に向けた動きが進んでいますが、新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発でも防潮堤の下などにある断層が活断層か否かで議論になっていました。 このほど、原子力規制委員会は、議論になっていた断層について「活動性はない」とす…
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2月13
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2016/02/14【米国の極東重視の本気度は?】
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米海軍が導入する最新鋭のステルス駆逐艦「ズムウォルト」が佐世保に長崎県の佐世保に配備される可能性があるとのことです(※)。 近代の水上艦艇は程度の差はあれどれもステルス性を考慮していますが、ズムウォルト級は従来の駆逐艦とは異なる最も前衛的な艦様を誇ります。 また、従来の巡洋艦を上回る排水量であるため、巡洋艦・駆逐艦といったヒエラルキーを形骸化するような大型艦でもあります。 こうした最新鋭の艦…
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2月13
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2016/02/13【改めてアインシュタインの偉大さを知る】
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米国を中心とした研究チームが世界で初めて「重力波」の直接的な観測に成功したとのことです。 重力波とは、質量を持った物体が動くときに周りの空間が歪んで、それが波となって伝わっていく現象のことです。 重力波の存在は、かのアインシュタインが一般相対性理論の中で提唱していましたが、非常に微小であるため観測が難しく、一般相対性理論の中で提唱された現象のうち、唯一、実測されていなかったものです。 日…
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2月12
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2016/02/12【新潟は国防の重要地域】
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次期参院選に向けて、新潟選挙区から幸福実現党の横井基至(よこいもとゆき)氏が出馬を表明しました(※)。 横井氏は、航空自衛官出身で国防政策の専門家とも言える人物であり、政治家に転身して以来、一貫して国防強化の必要性を訴えています。 実は、新潟県は先の北朝鮮によるミサイル発射の際、国防上、重要な地域の一つとなりました。 日本には、領空とその周辺を監視するための「レーダーサイト」という航空自衛隊の…
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2月10
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2016/02/11【アメリカはどこへ向かうのか】
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注目されていた米大統領選挙のニューハンプシャー州の予備選は、共和党がトランプ氏、民主党はサンダース氏が勝利しました。 両党ともに事前の予想通りの候補者が勝利しましたが、民主党については、ヒラリー・クリントン氏は予想外に支持が伸びなかったとの見方があります。 前回のアイオワ州の予備選でも、クリントン氏が勝利したものの、サンダース氏との差は1%に満たないほどの拮抗したものでした。 サンダース氏…
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2月09
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2016/02/10【1ミリシーベルトに科学的根拠がないのは事実】
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丸川環境大臣は、衆議院予算委員会で、福島第一原発で拡散した放射能の除染目標である年間1ミリシーベルト以下という数字に対し、「何の科学的根拠もなく、時の環境大臣が決めた」などと発言したとされることを問題視され、謝罪しました(※1)。 しかし、丸川氏のこの発言は事実です。 年間1ミリシーベルトという数字は、当時の環境大臣であった民主党の細野豪志氏の発言がもとになったものであり、国際機関が認めるよう…
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2月09
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2016/02/09【リスク分散の大切さ】
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トヨタの国内工場の全ての工場で自動車の組み立てが休止しています(※)。 これは、1月に起きたグループ会社の工場火災の影響で、エンジンなどに使う特殊な鉄の供給ができなくなったからです。 再開は2月15日からの予定とのことですが、世界最大の自動車メーカーであるトヨタの日本国内の全ての工場の操業停止ですから、関係各所に及ぼす影響は小さくないはずです。 トヨタ関係者の方々も、この事態を解決するために苦…