5月
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2014/05/25【相手が反論しなければ勝ち?】

東シナ海の公海上空を飛行中の自衛隊機に、中国軍の戦闘機が異常接近しました(※)。 自衛隊機は、東シナ海で行われている中露の軍事演習を監視していた航空自衛隊の画像情報収集機OP-3と情報収集機YS-11EBと見られ、中国軍の戦闘機は数十メートルの距離まで接近したことから、明らかな示威行動と言えます。 小野寺防衛相は、自衛隊機は公海上を飛行していたのであり中国軍の行動は事故を引き起こしかねないと強く批…

5月
24

2014/05/24【今、ウイグルで何が起こっているのか】

中国ウイグル自治区のウルムチで爆発事件が起き、30人以上が死亡し多数のけが人が出ている模様です。 中国政府は、事実上ウイグル族によるテロ事件と断定し、ウイグル族などの少数民族への締め付けを強めています。 中国政府の発表のどこまでが真実なのか判断できませんが、今回の事件が多数の一般市民を無差別に狙ったテロであるならば許されるものではありません。 しかし、中国政府は、今回の事件を世界各地で問題となって…

5月
24

2014/05/24【様々なる備えとしての機動戦闘車】

陸海空の3自衛隊が連携して行う国内初の離島奪還演習が、鹿児島県の奄美で行われました(※)。 現在の日本では島嶼防衛の重要性が高まってきており、自衛隊でも「AAV7」と呼ばれる水陸両用車両の導入が話題となっています。 このAAV7と並んで、島嶼防衛における部隊の機動的な運用で重要な役割を担う装備として、現在、自衛隊が開発中の「機動戦闘車」という車両があります。 この機動戦闘車は、分かりやすく言えば戦…

5月
23

2014/05/23【関電が控訴したことが真実。大飯原発、疑問点の多い判決】

福井県の大飯原発の再稼動をめぐる裁判で、福井地裁は原告の訴えを認め、再稼働を認めない判決を下しました。 訴えられていた関西電力は、判決後、控訴することを決定しました。 この裁判の判決には、いくつかの疑問点があります。 まず、今回の判決は3年前の福島第一原発の事故を例にあげて原発の安全性を論じていますが、福島第一原発と大飯原発の技術的な違いに踏み込んで判決を下していない点です。 専門家の話では、福島…

5月
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2014/05/22【成長戦略の一環として交通革命】

日本の格安航空会社(LCC)が相次いで減便を発表しました。 減便の主な理由は、パイロットの不足ということです。 世界的に航空需要が高まる中で、パイロット不足は世界的な問題となっており、パイロットの引き抜き合戦も活発化しています。 過日、那覇空港で日本のLCCのある便が、管制の指示を聞き間違えて異常に高度を下げたことが問題になりましたが、この便の機長は外国人とのことです。 外国人の機長だからと言って…

5月
20

2014/05/21【根本的な善悪の判断基準で集団的自衛権を考える】

集団的自衛権の行使容認や憲法9条の改正について、その必要性を認識する人は近年確実に増えていますが、世論全体としては不要であると考える人の方が多いのが現状です。 その背景の一つには、負戦後の左翼教育の影響もあり、集団的自衛権の行使容認や憲法9条の改正は戦争に繋がるとの考えから、「戦争」的なものはとにかく避けたいとの思いがあるということではないでしょうか。 政府は「憲法は自衛のための戦争をも否定してい…

5月
19

2014/05/20【日本はリーダー国家としての期待に応える時】

大川隆法総裁は、5月17日の講演で最近の国際情勢について触れ、「中国とベトナム、フィリピンの戦争がいつ始まってもおかしくない」と指摘しました(※1)。 中国による西沙諸島での石油掘削強硬で中越間の緊張が高まる中で、中国は自国民保護を名目にベトナムに船舶を派遣し4千人以上の中国人を脱出させる計画です(※2)。 また、中越国境に、中国軍が集結しているとの情報があります。 これらの動きは、ベトナムへの圧…

5月
18

2014/05/19【法律のために人間があるのではなく、人間のために法律がある】

集団的自衛権の行使容認に向けて、安倍首相は今月15日にその必要性を記者会見で訴えましたが、連立与党の公明党は容認に慎重な姿勢のままです。 安倍首相は、歴代内閣が行ってきた憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を可能としたい思惑ですが、公明党内部からは「容認には憲法解釈を経るべき」などの声が聞かれることから、自公の間で折り合いが付くか不透明です。 左翼勢力などからは中国や北朝鮮の脅威を矮小化したり、日…

5月
17

2014/05/18【インドとの一層の関係強化を】

世界最大の選挙と言われるインドの総選挙が行われ、最大野党である右派のインド人民党が単独過半数を得て勝利しました(※)。 これにより、インドでは政権交代が確定的となり、インド人民党の首相候補であるモディ氏が首相に就任する見通しです。 インドでは、長らく続く経済不振が与党である国民会議派への逆風となり、経済面で実績のあるモディ氏に期待が集まった格好です。 もともとインドは親日的な国であり、現政権も日本…

5月
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2014/05/17【集団的自衛権の行使容認は日本にとって有益】

フィリピンと中国などが領有権を主張している南沙諸島で、中国が実効支配している岩礁周辺で、中国が埋め立て作業を行っていることが分かりました(※1)。 南沙諸島には複数の島が存在し、フィリピンやベトナムなどが各々の島を実効支配しています。 対して、中国が実効支配しているのは、満潮時には海面下に沈むため国際的に島とは認められない岩礁です。 この岩礁には建造物があるものの島とは異なり、滑走路などの大型の構…