6月
15

2014/06/15【中国の異常接近に対して、日本はF-35で大丈夫なのか?】

先月と今月の2度にわたって、東シナ海で監視飛行をしていた自衛隊機に対し、国際常識を無視して異常接近した中国軍の戦闘機は、Su-27と言われる機体です。 Su-27は旧ソ連で開発された機体で、様々な派生型が存在しますが、一部で航空自衛隊の主力戦闘機であるF-15に比類する能力があると見られています。 中国軍はこうした高性能の機体に加えて、能力向上型のSu-27の調達を進めているとともに、独自開発中の…

6月
13

2014/06/13【日本代表の勝利を願う】

サッカーワールドカップブラジル大会が開幕しました。   熱狂的なサポーターの方も、この時期だけはというサッカーファンの方も、日本代表の勝利を願っておられる思います。 もちろん皆さんそれぞれに応援している外国のチームもあると思いますが、それに加え、日本人はやはり日本代表も応援します。   オリンピックなどと並んで、ワールドカップは「日本」を意識する機会です。   今の日…

6月
13

2014/06/13 【アジアの自由を守るために】

中国に台湾が飲み込まれることを恐れる学生らによる反対運動で、後退していた中台の関係改善が、中国の当局者が訪台するなどここに来て再び中台融和の動きが出てきました(※1)。 台湾の一部には、「中台の関係改善を図れば、経済を発展させつつ、台湾の政治的な独立を維持できる」との考えがあるのかもしれませんが、中国による台湾の取り込みのショーウィンドウとも言える香港では、民主化を求める人々へ圧力が強まっています…

6月
11

2014/06/12【自衛隊員の方々は平時から命を掛けている】

6月11日に行われた党首討論で民主党の海江田代表は、集団的自衛権行使に関連したシーレーンでの機雷の掃海活動への参加について、「油のために自衛隊員に命を捨てろと言うのか」と安倍首相にただしました(※1)。 こうした発言が公党の党首から聞かれると残念な気持ちになります。   なぜならば、原発が停止している日本にとって化石燃料の輸入は死活問題であるということはもとより、実は、自衛隊の隊員の方々…

6月
10

2014/06/11【世界記憶遺産の政治利用か】

中国政府は、国連のユネスコに対し、いわゆる南京大虐殺と従軍慰安婦に関する資料を記憶遺産に登録する申請を行ったと発表しました(※)。 今回の申請は、日本に対する一連の歴史問題に関わる攻勢の一環と見られますが、南京大虐殺と従軍慰安婦については、いずれも存在したという客観的な証拠がないことからも分かるように、中国や韓国により捏造されたものであることがはっきりしています。 今回も、中国政府は申請した資料が…

6月
09

2014/06/10【リムパック参加の意義】

2年に一度行われる環太平洋合同演習(通称:リムパック)が、今月末から1カ月以上に渡って今年もハワイ近海で20ヶ国以上が参加して開催されます。 リムパックは、もともと旧ソ連を仮想敵国に環太平洋の旧西側諸国が中心となって行っていた各国海軍による合同演習ですが、ソ連崩壊後は各国の連携に主眼を置いた演習となっています。 リンパックは多国間の合同演習ですから、当然、集団的自衛権が前提となっていますが、日本の…

6月
08

2014/06/09【「いじめからアジアを守ろうネットワーク」の構築は日本の役目!】

中国は、南シナ海で隣国との軋轢を強めています。   ベトナムは、中国の大型漁船と見られる船舶がベトナムの木造漁船に後ろから衝突しベトナム船を転覆させる映像を公開しました。 ベトナムが公開した中国船による衝突映像は複数存在しますが、中国はベトナム船の方が中国船に衝突していると主張しているものの、その主張を明確に裏付ける映像は存在していません。   また、中国は南沙諸島周辺でも、フ…

6月
07

2014/06/08【日本の教育行政の深部に迫る】

先月、文科省は、沖縄県の竹富町が教科書採択協議会の選んだものとは別の歴史教科書を違法に使用している問題で、違法確認訴訟を行わないとの方針を示しました。 これは、竹富町が所属する教科書採択協議会を来年度以降に離脱し、新たな法律に基づいて竹富町単独の教科書採択協議会を設置することから、違法性が無くなることなどを勘案しての判断とのことです。 竹富町側も、これまで法律に基づいた文科省の是正指導を教育への不…

6月
06

2014/06/07【河野談話は少なくとも撤回を】

政府は、河野談話の作成過程にかかわる調査結果について、6月22日の今国会の会期中に取りまとめ、国会から求めがあれば報告するとともに、公表する可能性も検討しているとこのことです(※1)。   客観的に見れば、河野談話は、韓国側の求めに応じ証拠が曖昧なまま作成されたことが分かっています。 日本の官吏が関与したことを伺わせるような証言もあるようですが、これも一事が万事のような考え方で、あたかも…

6月
05

2014/06/06【老後は自分や家族や地域で守る】

年々増え続ける社会保障費が日本の財政赤字の要因の一つではありますが、しかし、決定的な打開策が見えません。   政府も、社会保障費を削減するために、高齢者の医療費窓口負担の増加や、年金給付開始年齢の引き上げなどを検討していますが、根本的な解決策にはなっていないと言えます。 国民の側も何もかも国に頼ろうとしては、社会保障費の増大を招くことになってしまい、それは重税国家へと繋がっていきます。 …