4月
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2015/04/08【英霊に対する感謝の念を忘れずに】

 4月8日に、天皇陛下がパラオ共和国をご訪問されます。
81歳になられるご高齢の陛下が訪問される背景には、戦没者を慰霊したいという陛下自身の強い意向があったからとのことです(※1)。

 ここで、「慰霊」の意味を考えてみたいと思います。
「慰霊」とは、文字通りに解釈すれば霊を慰めることであり、「亡くなった霊に対し正しくあの世へ還れるように諭すこと」です。

 先の大戦では、300万人以上の方が亡くなったと言われており、パラオでも1万6千人もの日本人が無くなったとされています。
やはり私は、パラオで亡くなった方々も、日本という国や残された家族を守るために戦ったのだと思います。
そして、その死は決して無駄になったのではなく、現在の日本の礎になっていると考えます。
実際、パラオのペリリュー島での戦いがその後の連合国の戦略に影響を与え、本土の大規模な地上戦が避けられたとも言えるのです。

 私たちは、先の大戦で亡くなった英霊に対し感謝の念と尊敬の念を忘れてはなりません。
なぜならば、霊的人生観を前提として、こうした念を忘れないことこそが、慰霊に繋がるからです。

 幸福実現党は、「天皇皇后両陛下のパラオご訪問に寄せて」と題して党声明を発表しています(※2)。
陛下のパラオご訪問を契機にして、世論から自虐史観や左翼史観が払拭され、真実の歴史観が常識となることを期待したいものです。

※1:4月7日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20150407/k10010040871000.html
※2:同 幸福実現党プレスリリースhttp://info.hr-party.jp/press-release/2015/4114/