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5月12
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2015/05/12【究極の防衛技術】
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米国のワシントンで、第2次大戦が欧州で終結してから70年となる記念行事が行われ、上空を大戦当時の航空機がデモンストレーション飛行しました(※1)。 その中にB-29爆撃機の姿がありました。B-29は太平洋戦争末期に日本の各都市を絨毯爆撃し、民間人を含む甚大な被害を生じさせる主力となった戦略爆撃機です。 また、B-29は広島・長崎に原爆を投下した機体でもあります。 当時を知る日本人にB-29…
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5月11
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2015/05/11【沖縄の論理は正しいのか?】
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中谷防衛相と沖縄県の翁長知事が会談しましたが、普天間基地の辺野古移設については、安倍首相や菅官房長官との会談同様に、互いの主張が平行線に終わりました。 政府は地元の理解を得る努力を続けるとしていますが、翁長氏はこの会談でも「高飛車な発言があった」として中谷氏を批判しています(※)。 例え僅差であったとしても、選挙で辺野古移設阻止を掲げて当選した以上、移設阻止を訴える翁長氏の立場は理解できない…
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5月09
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2015/05/10【増大する北朝鮮の脅威】
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北朝鮮は、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験に成功したとしています(※)。 北朝鮮の機関紙が、実験の模様とする写真を掲載したものですが、真偽のほどは不明です。 仮に、北朝鮮がSLBMの開発に成功し実戦配備した場合、地上発射式の弾道ミサイルに比べて、発射を事前に察知することが困難となるため、周辺国にとっての脅威が高まります。既に、北朝鮮は核弾頭を弾道ミサイルに搭載可能なレベルまで小型化…
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5月09
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2015/05/09【悪化が懸念される対韓感情】
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過日、「明治日本の産業革命遺産」が、ユネスコの世界文化遺産に登録される可能性が高まったことをお伝えしました。 日本国内の関係地域では、早速、登録に向けて地元の人々が沸いています。 しかし、これに水を差すかのように、韓国が登録阻止に向けて活動を活発化させています。 韓国側の言い分は、日本が申請した遺産群のうち7カ所で、朝鮮半島が併合されていた時代に朝鮮半島出身者が強制動員され死者も出たため、世界…
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5月07
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2015/05/08【注目の英国総選挙】
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英国の総選挙は、日本時間の5月8日中にも大勢が判明します。 従来からの二大政党である保守党と労働党は最後まで接戦を演じていると伝えられていますが、両党ともに単独では過半数の議席を獲得できない見通しです。 そんな中で、スコットランド民族党(SNP)が躍進し、第3党に躍り出ると見られています。スコットランドでは先の住民投票で独立が否決されましたが、SNPは自治権の更なる拡大をめざしており、SNPの…
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5月06
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2015/05/07【日本の事情を汲んでもらう努力を】
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安倍首相は、ロシアから招待を受けていたモスクワで開催される対独戦勝70周年記念式典を欠席することに決めました(※1)。 ウクライナ情勢をめぐってロシアと対立する欧米に歩調を合わせた格好ですが、欧米の首脳が欠席を決める中で中国の習近平主席は出席する見通しとなっているだけに、中露の結び付きが強まることが懸念されます。 日米同盟が日本の安全保障の基軸とは言え、対中国を踏まえれば日露の結び付…
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5月05
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2015/05/06【国を守るということはどういうことか】
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日本が国連の世界文化遺産への登録を目指している「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」について、ユネスコの諮問機関であるイコモスは、登録を勧告しました(※)。 登録を目指しているこれらの遺産は、旧官営八幡製鉄所や萩市の松下村塾も含まれており、福岡・山口など8県にまたがっています。 イコモスの勧告は、登録に大きく影響するため、登録されれば、日本として昨年登録された「富岡製糸場と絹産業…
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5月05
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2015/05/05【ネパール地震被災者支援】
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ネパールでの大地震による犠牲者は7千人を超えています。 この他にも、2万棟余りの建物が被災し、人口の1割に当たる280万人が屋外での避難生活を強いられているとのことです(※1)。 更に、大規模な土砂災害で集落ごと流されるなど、未だに被害の全容が明らかになっていない模様です。 現地では、地震発生から1週間以上が経過し、今後、不明者の捜索から被災者の救済へと、国際社会の支援が移っていきますが、経済…
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5月04
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2015/05/04【9条の適用除外も選択肢に】
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憲法改正論議の中で、「9条」と並んで最近よく目にするのが、「前文」に関するものです。 前文では、日本国憲法の前提として「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」とありますが、識者の中には、中国や北朝鮮を念頭に、信頼できるとは言えない国がある以上、憲法を改正する必要があると訴える人もいます。 確かに、中国や北朝鮮は、平和を愛する国家とは言えませんし、公正や信義を信頼できる国でないことは誰の目に…
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5月03
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2015/05/03【憲法改正ができる国へ】
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5月3日は憲法記念の日です。 私は、現行の日本国憲法は改正されるべきであると考えますが、「改正する」・「改正しない」という議論の前に、改正できるように法制度を整えておかなければならないと考えます。 なぜならば、日本国民が憲法を変えることが許されないのであれば、それはつまり「日本国民に政治的な自由がない」ということに他ならないからです。 左翼の一部など護憲派と言われる人たちを中心に、改憲論議さ…