５月３日は憲法記念の日です。

　私は、現行の日本国憲法は改正されるべきであると考えますが、「改正する」・「改正しない」という議論の前に、改正できるように法制度を整えておかなければならないと考えます。

　なぜならば、日本国民が憲法を変えることが許されないのであれば、それはつまり「日本国民に政治的な自由がない」ということに他ならないからです。
左翼の一部など護憲派と言われる人たちを中心に、改憲論議さえ許さないという考えがありますが、それは国民の政治的な自由を制限していることと同じです。

　幸福の科学の大川隆法総裁は、既に憲法改正の具体的な提案として、『新・日本国憲法試案』を発表していますが、その発表にあたって大川総裁は、憲法は、基本的に「国家の理念を明らかにする。国民の生きていく方向性を明示する。そして、国の基本的なあり方、原型を示す」というスタイルでよいと指摘されています。

　この考えからすると、現行憲法は、一般の法律レベルの細かな内容まで規定しており、その意味でも、憲法改正を行えるようにしなければなりません。
憲法は、一般の法律に比べて改正のハードルを高くしておいていいと思いますが、少なくとも諸外国と同じように憲法改正が可能なようにしておくことが、憲法改正論議の第一歩ではないでしょうか。

【参考】：大川隆法著『新・日本国憲法 試案　幸福実現党宣言(4)』幸福の科学出版https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=110