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6月06
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2018/06/06【モノづくり精神の原点を考える~SUBARUの再起に期待~】
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日本の自動車メーカー「SUBARU」が、製品データの不正が新たに見つかったとして経営幹部が辞任する意向を示しました。 SUBARUは現在ではトヨタの資本参加を受けていますが、かつては、規模は大きくないものの他の自動車メーカーとは一線を画す自動車を造るメーカーとして知られていました。 具体的には、水平対向エンジンに代表されるようにメカニズム的にいくつかの特徴がありますが、派手さは無いけれど…
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6月05
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2018/06/05【日本からも中国の民主化を促す】
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民主化を求める学生らが政府に虐殺されたとされる天安門事件から29年となります。 共産党の一党独裁である中国政府は、天安門事件の報道に神経を尖らせており、中国国内では事件に関するネット上の検索が厳しく制限されるなど、事実上、事件が無かったことにしようとしています。 その中国政府が、対外的に発表している天安門事件の死者数は319人となっています。 この事件で、中国軍に掃討される人々の様子が世界…
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6月04
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2018/06/04【防衛装備品開発の実態と展望】
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中国や北朝鮮の脅威の高まりを受けて、日本の防衛費は近年増加しています。 しかし、中国の軍拡のペース踏まえれば、日本の防衛費は微増に過ぎず、まだまだ十分ではありません。 一方で、日本の防衛装備品に占める輸入の割合は年々増加し2割以上に達しています。 その輸入先の多くを米国が占めており、米国製品にライセンス料を支払い日本国内で生産する「ライセンス生産」を行っている防衛装備品も少なくありませ…
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6月02
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2018/06/02【「自国を守る意思」を啓蒙すべき】
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地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を説明するため、防衛政務官が秋田県庁を訪れました。 この背景の1つには、イージス・アショアがあると逆に北朝鮮や中国に狙われることを懸念する住民の不安があるからと思われます。 こうした不安は理解できない訳ではありませんが、有事の際はイージス・アショアに限らず自衛隊施設があるところは全て敵の攻撃対象になる可能性があ…
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5月31
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2018/06/01【あの世はある。これが真実です。】
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エンディング産業という言葉が世間では定着しつつあります。 「終活」など死を迎えるまでの生き方に関心が集まる中、葬儀は亡くなったご本人があの世に旅立つため宗教的儀式という認識が薄らいでいる感があります。 しかし、葬儀は、死後も人生があるという前提で行われているのです。 特定の宗教に関係なく、古来、世界各地で葬儀が普遍的に行われているということを考えても、その必要性が分かります。 あの世…
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5月31
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2018/05/31【嘉手納基地の航空戦力増強の背景は】
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米軍はステルス戦闘機「F-22」計14機を、沖縄県の嘉手納基地に5月30日から1か月間の予定で暫定配備することを日本側に伝えてきたということです(※)。 6月12日で再度調整している米朝首脳会談の期間中だけに、北朝鮮に対する圧力を強化する一環と見られています。 しかし、F-22の配備は北朝鮮をだけを睨んだものなのでしょうか。 F-22は対戦闘機戦闘を主任務とする世界最強と言われる戦…
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5月30
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2018/05/30【原発だけに巨大地震を想定させるのはなぜ】
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福島第一原発の事故を巡る裁判で、巨大地震が発生する可能性があるとする東日本大震災前の評価は信頼できるものだったと地震学者が証言しました。 巨大地震が起きるとする評価は複数ある評価の1つに過ぎなかったとされますが、その評価に基づいて対策がなされていれば、原発事故は起きなかったという指摘があります。 そもそも、現代の地震学では、東海地震などで地震学者自身が認めているように、地震の発生日時や規…
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5月29
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2018/05/29【慰霊や供養には宗教的前提がある】
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戦時中に亡くなった霊を慰める政府主催の拝礼式が千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われ、海外などで新たに見つかった身元の分からない遺骨が納められました。 先の大戦で亡くなった英霊の尊い犠牲のもと、今の平和な日本があるのであり、心からの感謝と哀悼の意を表したいと思います。 現代の日本では、霊や魂といったものの存在を信じる人は案外多いのですが、一方で「死んだら何もかも終わり」と考える人の割合も相変わらず多…
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5月28
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2018/05/28【多用途運用母艦とは…】
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自民党は、「防衛計画大綱」と「中期防衛力整備計画」に向けて提言をまとめています。 その中で、「空母」の保有を打ち出していますが、名称を「多用途運用母艦」としています。 空母の保有は専守防衛の範囲を逸脱するとの指摘があるため、「空母ではなく、多用途運用母艦である」ということにしたいようです。 かねてより幸福実現党が提言してきましたが、いよいよ自民党も空母の導入を提言するところまできました…
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5月26
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2018/05/27【法治主義の名を借りて弾圧を行う国】
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中国で布教活動をしていたとされるキリスト教系団体に所属する複数の日本人が当局によって拘束された模様です。 中国共産党は、体制転覆に繋がるとして宗教団体が力を持つことを極度に警戒しています。 拘束された日本人が中国の体制転覆を意図していたとは思えませんが、中国では体制維持を目的に政府が国民の心の内面にまで干渉してきます。 拘束された日本人が所属する宗教団体がどのような組織かは不明です…