10月
31

2015/10/31【日本代表の活躍に元気をもらう】

 体操の世界選手権男子団体総合で日本代表が36年ぶりに金メダルを獲得しました。 ラグビーのワールドカップでの日本代表の活躍に続いての快挙となりました。  先のノーベル賞では日本人研究者2名が受賞し日本中が歓喜に沸きましたが、スポーツの世界でも日本チームが活躍したことにより、私たちにも日本人としての誇りを感じるとともに、元気を分けてもらった気持ちになりました。  世界に比べて体格に劣るラグビー日本代…

10月
30

2015/10/30【中国に呼応するような行動を取ることの危険性】

 沖縄県の翁長知事による辺野古地区の埋め立て許可の取り消しが、国交省により一時執行停止されたことで、中断していた移設作業が再開され、本体工事である埋め立て工事が始まりました(※)。  これに対し翁長氏は、「激しい憤りを禁じえない」と政府を批判するとともに、改めてあらゆる手段で辺野古移設を阻止する姿勢を示しました。  南シナ海では、中国による軍事拠点化が強く疑われる人工島の造成が続いており、中国の力…

10月
28

2015/10/29【“安保法制廃止”一点のみでの連立という愚】

 日本共産党は、先に成立した安保法制の廃止という一点のみで連立するいわゆる「国民連合政府」の樹立を他の野党に呼び掛けています。 手始めとして来年の参院選での選挙協力を模索しています。  これに対し、秋波を送られた民主党の岡田代表は、「安全保障など基本政策が違う政党が一緒になっても、強力な政権とは言えない」とし、選挙協力をするのであれば、共産党が主張する連立を撤回する必要があるとの認識を示しました(…

10月
27

2015/10/28【国際法を無視する中国に常任理事国の資格はあるのか】

 米海軍の艦艇一隻が、南シナ海で中国が造成し領海と主張している人工島の海域を航行しました。    中国も批准している海洋法に関する国連条約では、満潮時は水没する暗礁や人工島を起点として領海を主張することは認められていません。 しかし、中国は、南シナ海の南沙諸島などで、満潮時は水没する暗礁周辺を埋め立てて、そこを起点に領海を主張し、自国の主権を侵すことは許さないとしていました。  先の米中首脳会談で…

10月
27

2015/10/27【前知事が埋立許可に瑕疵(かし)は無いと証言】

 沖縄県の翁長知事が、普天間基地の移設先である辺野古地区の埋め立て許可を取り消し、政府との間で対立が深まっています。 この問題で、埋め立て許可を出した沖縄県の前知事である仲井真弘氏が、許可を出した手続きに瑕疵(かし)が無い旨を説明し、翁長氏を批判しています(※1)。  知事時代は、あれほど辺野古移設を渋り、日本の安全保障を危機に陥れた同じ人物なのかと疑ってしまいます。 思えば、3年前に幸福の科学の…

10月
25

2015/10/26【防衛力の向上を支援する空中給油機】

 最近、地元兵庫の神戸新聞では、「陸自の“歌姫”効果 中部方面音楽隊が引っ張りだこ」と題して、鶫真衣1等陸士の記事が掲載されていました。私の通勤経路に在り、興味を持ちました。  自衛隊の歌姫といえば、専業歌手として初めて採用された自衛官として、海上自衛隊東京音楽隊に所属する三宅由佳莉3等海曹が有名です。2013年夏にアルバム「祈り~未来への歌声」が注目され、「海上自衛隊の歌姫」などと呼ばれて人気が…

10月
25

2015/10/25【中東での核戦争の回避に向けて日本こそが役割を果たすべきでは】

 昨夜24日の池上彰氏のTV番組のオープニングを観ました。 シリア難民の問題をはじめ、混迷する中東情勢は、米露中の代理戦争の様相を呈しているようにも感じられます。 「現実に核戦争の危険性があるのはどこか」という問い掛けに、「中東地域」と答える専門家は多いのではないでしょうか。  イスラエルとイランをはじめとした中東諸国の対立の中で、イスラエルは既に核保有国であることが公然の秘密であり、それに対抗す…

10月
23

2015/10/24【日本人としての誇りを失わないために】

 米国の女優アンジェリーナ・ジョリーが監督を務め、旧日本軍の残虐行為を描いたとされる映画の日本での公開が決定したとのことです(※)。 この映画は反日的な要素が強いとして、日本国内では上映を見合わせる声が上がっていたものです。  この映画は、史実をもとに製作したとされていますが、旧日本軍による残虐行為を誇張しているとの指摘が多く上がっています。  映画はエンターテイメントに過ぎないと言ってしまえばそ…

10月
22

2015/10/23【英国の対中外交に“正義”はあるのか】

 中国の習近平主席が英国を訪問し、英国に建設する原発に中国の技術を導入するなど、総額7兆円以上の契約を交わしました。 米国などの懸念をよそに、西側諸国の中では突出して英国が中国に接近しているように見えます。  英国のキャメロン政権が中国に接近する背景には、中国経済を取り込みたい思惑があります。 しかし、キャメロン首相は、経済的な関係を強化するために、習主席との首脳会談でも中国の人権問題やサイバース…

10月
21

2015/10/22【安全保障上、米国を日本に繋ぎ止めておくために】

 国連総会で中国は、使用済み核燃料を大量に保有しており核兵器開発に乗り出す可能性があるとして日本を批判しました(※1)。    しかし、日本の使用済み核燃料は全て国際原子力機関の査察を受け入れて監視下においていますし、政府に核兵器開発の意思が無く、世論も多くが反対でしょうから、日本の核兵器保有は難しいのが現状ですから、中国の批判は言い掛かりに過ぎません。    一方で中国は、核兵器保有国であり、常…