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11月19
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2015/11/20【近代民主主義の常識が通用しない国なのか】
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いわゆる従軍慰安婦について、韓国内で一般的に信じられている見解と異なる内容を記した書籍を出版した韓国の大学教授が、名誉毀損の罪で起訴されました(※)。 問題の書籍には、「女性たちが慰安婦になった経緯はさまざまで、多くの場合、朝鮮人の中間業者が女性を慰安所に連れて行った」旨や、「韓国政府などが認めている20万人の少女が日本軍に強制連行されたという韓国内での一般的な認識は実態と異なる」旨などが…
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11月19
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2015/11/19【日本も米ロの関係改善の仲介役を】
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少しずつではありますが、対ISで米ロが軍事的に連携する兆しが出てきました。 シリア問題やウクライナ問題などで冷戦後最悪とまで言われる米ロ関係ですが、ロシアが対テロ作戦での爆撃を米側に事前通告したり、オバマ大統領が対ISで「ロシアは建設的なパートナーだ」と言及したりするようになっています(※)。 米ロにはシリア政策などで大きな隔たりが残ったままですが、ロシアがエジプトでの旅客機の墜落をISによる…
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11月17
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2015/11/18【医療費を無駄を省くために】
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厚生労働省は、財政が悪化している沖縄県の市町村の国民健康保険(国保)を支援するため、特例として交付金を8億円増額することを決めました(※)。 高齢の加入者の割合が高い国保は、保険料収入に対して支払われる保険金額が多いため、赤字の自治体が多いのが現状です。 そこで、国は一定の年齢の高齢者が多い自治体の国保に交付金を支給してきましたが、沖縄県の自治体の場合、対象となる年齢の高齢者の割合が比較的…
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11月17
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2015/11/17【必要なのは“宗教的寛容の精神”】
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フランス政府は、「テロ攻撃は数日間や数週間で再び起こる可能性がある」として、警備を強化するとともに、国民に注意を促しています(※1)。 フランスでは、非常事態が宣言されており、大勢の人が集まる観光施設の閉鎖が続くなど、観光や市民生活に影響が広がっています。 ではテロを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。 「警備を強化する」、「国境管理を厳格化する」、「空爆を強化する」などが考えられますが、どれ…
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11月15
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2015/11/16【人民元が基軸通貨に一歩近づく?】
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国際通貨基金(IMF)は、中国の人民元を特別引き出し権(SDR)を構成する通貨として認める方向で調整に入りました(※)。 SDRとして認められれば、人民元が国際通貨としてお墨付きを得たことになり、基軸通貨へ一歩近づいたと見ることもできます。 SDRは一種の仮想通貨で、通貨危機などの際にSDRを構成する他の通貨と交換することができ、外貨準備を積み増すことができます。 現在、SDRに認められている…
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11月15
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2015/11/15【宗教間や人種間の対立が深まらないことを願う】
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フランスのパリで大規模なテロ事件があり、120人以上もの犠牲者が出ている模様です。 犠牲となった方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、民間人を標的としたテロは強く非難されなければなりません。 安全なはずの先進国でこれほど多くの方々が亡くなったことにフランス内外で大きな衝撃が走っていますが、シリアなどでは連日多くの民間人が犠牲になっていることに対しては少し不感症になってはいないか考える必要があ…
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11月13
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2015/11/14【安保法制への国民の理解が進む】
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安保法制が成立してから2ヶ月が経とうとしています。 安保法制に反対の立場の人からは、「ほとんどの国民が安保法制の廃止を望んでいる」とか、「安保法制成立後も国民の理解は進んでいない」などという声が聞かれます。 しかし、実際のところはどうなのでしょうか。 安保法制成立後の10月に行われた毎日新聞の世論調査では、安保法制の成立について「評価しない」が57%、「評価する」が31%という結果が得られ、毎…
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11月12
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2015/11/13【自衛隊で活躍する女性にひろがりつつある可能性】
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先般、自衛隊で活躍する「歌姫」について言及しました。 この度、防衛省は、女性自衛官を戦闘機のパイロットとしても起用する方針を固めたとのことです(※1)。 自衛隊では、既に輸送機や哨戒機のパイロットとして女性を起用してきましたが、戦闘機に関してはいわゆるドックファイトと言った戦闘機同士の格闘戦などパイロットに高い重力がかかる場合に、身体的な耐力が男性より劣るなどとして起用してきませんでした。 …
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11月11
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2015/11/12【祝!MRJ初飛行】
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MRJとは、三菱重工の子会社・三菱航空機が開発を行っている中短距離路線向けの比較的小型のジェット旅客機です。 戦後、日本で開発された旅客機が初飛行するのは、プロペラ旅客機のYS-11以来、約50年ぶりです。 今回の初飛行は、日本の航空産業の悲願達成に向けての第一歩と言えますし、航空ファンにとっても記念すべき日となりました。 昨今の航空業界は、運航コストの削減に直結する機材の燃費性能が重視されて…
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11月10
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2015/11/11【宇宙空間での防衛力整備も考えるとき】
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人工衛星攻撃用の新型ミサイルの発射実験を、とうとう中国が行ったとのことです(※)。 「(今回の実験は)米国が過去に開発を試みたものよりも、さらに高い軌道にある衛星攻撃を目標にしている」と専門家が指摘しています。 米国の軍事力を支えている要素の一つが人工衛星の存在です。 米軍は、偵察・観測衛星やGPS衛星、それに通信衛星などを活用して世界中に展開している米軍部隊を統合的に運用しています。 もしも…