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7月13
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2017/07/12【東電は強い覚悟を持って原発再稼動に取り組んで頂きたい】
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柏崎刈羽原発の再稼動を目指す東京電力は社長・会長をはじめ経営陣が交代しました。 その新経営陣が原子力規制委員会との初めての会合に臨みました。 その会合で規制委の田中委員長は、新社長が福島第一原発の廃炉作業に関して国の提言を待つとの姿勢を示したことに対し、「東電に主体性が見えない」、「福島県民と向き合っていない」などとして批判しました。 これに対し新社長は有効な反論ができず、規制委の東電に…
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7月12
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2017/07/12【気になる在韓米軍の動き】
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ソウル中心部にあった在韓米軍の陸軍司令部が、ソウルから南に約40キロメートル離れた場所に移動しました(※)。 朝日新聞によれば、東アジア情勢を踏まえ朝鮮半島の外へ陸軍部隊を展開しやすくするための措置と見られるとしています。 確かに、如何に強大な米軍と言えども、展開している部隊には限りがあるので、世界各地に速やかに部隊移動ができるように、空軍基地に隣接した新司令部は、部隊運用の柔軟性を…
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7月11
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2017/07/11【インドが台湾防衛に寄与する!?】
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米国が開発した戦闘機「F-16」をインドが生産するとのニュースが今月初め伝えられました。 F-16は約半世紀前に開発が始まった機体であり、ステルス戦闘機ではありませんが、改良が続けられ世界各国で主力機として運用されています。 インドは、今までどちらかというと旧ソビエト製の装備を中心に揃えて来ましたが、東西どちらの陣営にもくみしない独自の外交政策を堅持してきました。 その中で、米国とは核開発の問…
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7月10
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2017/07/10【大阪維新の会の時と同じ!?】
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都民ファーストの会を支援する国会議員が、同党が国政に進出する意欲があるという考えを示しました。 都議選を予想以上の圧勝で制した勢いに乗じて、次期衆院選までに国政政党を立ち上げたい思惑のようですが、安倍一強を突き崩したいという勢力が同調する動きもあるようです。 先の都議選での都民ファーストの会の勝利は、小池人気が続いているといことを示しているとの分析がある一方で、オウンゴールとも言える失態続き…
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7月08
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2017/07/09【ロフテッド軌道による攻撃への対処を】
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北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイルは、米国のアラスカ州に届く能力があると見られていますが、米国の西海岸や東海岸までを射程に収めるまでには、もう1年から2年程度かかると見られています。 予想以上に速いペースで開発が進んでいますが、北朝鮮が開発を完了するまでに、米国は具体的な行動を起こすかもしれません。 一方、日本にとってみれば、北朝鮮が既に、初歩的な核弾頭を搭載できるペイロードを持ったIC…
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7月07
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2017/07/08【トランプ大統領の保護主義的政策は誤りか?】
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G20サミットがドイツで開幕し、世界的な様々な問題について話し合われる予定です。 その中でもサミット出席各国は、経済のグローバル化について推進する方向で確認したい意向であり、さながらG20サミットは保護主義色を強めるトランプ大統領への包囲網という様相を呈しています。 確かに、グローバル化の推進で世界が公正に発展へと導かれていくのであれば歓迎すべきでしょうが、現在では必ずしも理想通りに運んでい…
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7月07
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2017/07/07【先人の教訓から天意を考える姿勢】
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九州北部で発生した豪雨災害で、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 今回の災害は、被災地が広範囲にわたるとともに、交通の便が良くない山間地も多いため、被害の全貌は未だに判明していない模様です。 一刻も早い救難と被災者支援がなされることを希望します(※1)。 一般に災害は、様々な条件が重なることで発生するものですが、今回の豪雨…
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7月05
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2017/07/06【日本のEEZは便利な実験場か?】
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北朝鮮が7月5日に発射した弾道ミサイルは、大陸間弾道弾(ICBM)である可能性が高いとの認識を米国政府が示しました。 一般に、ICBMは射程距離が5千5百キロメートル以上の弾道ミサイルを指しますが、今回発射されたミサイルは、米国本土のアラスカ州全体を優に射程圏内に収めている模様です。 弾頭の大気圏再突入技術については、北朝鮮は確立したと主張していますが、実際のところは懐疑的な見方もあります。…
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7月05
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2017/07/05【“加計”で閉会中審査よりも“北”で臨時国会の開催を!】
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自民党と民進党は、加計学園の問題などを巡って国会の閉会中審査を開催することで合意しました。 自民党は、この問題での逃げ切りを図るためか、先の通常国会の閉会後、閉会中審査を開催する必要なないとしていましたが、都議会選での惨敗を受け、閉会中審査の開催に応じざるを得なくなりました。 こうした中、北朝鮮は新たな弾道ミサイルを発射し、かつてない高度まで達した後、日本の排他的経済水域内(EEZ)に着弾させ…
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7月04
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2017/07/04【都議選後の外交・経済政策は?】
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都議選で思わぬ痛手を負った安倍政権ですが、今後、党勢回復の手段の一つとして外交に力を入れることが考えられます。 特に日中関係は、日本政府による尖閣諸島の国有化以降、最悪と言われる状態が続いています。 それが、今年に入って自民党からは、中国に対し関係改善のシグナルを送るような言動が伝えられています。 例えば、中国が主導するAIIBへの参加検討を臭わしたり、同じく中国が主導する一帯一路構想へ…