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8月23
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2019/08/23【インバウンド需要を1つの国に依存する危うさ】
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韓国が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を決定するなど、日韓関係は改善の糸口を見い出せない状況です。 先日も、7月の韓国人訪日客が前年比で7.6%減少し、険悪な日韓関係が、これまで好調なインバウンド(訪日外国人旅行)需要に水を差すとして懸念されています。 確かに、国別の訪日者数で韓国人は2番目の多さなので、観光業界を中心に影響は小さくありません。 ただ、今回の件は、インバウンド…
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8月21
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2019/08/21【日台友好に尽力する蔡英文総統】
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台湾の蔡英文総統が、日本人ユーチューバーの番組に出演し話題になっています。 そのユーチューバーは、日本向けに台湾の情報を、台湾向けに日本の情報を発信しています。 日台両国で人気があり、蔡総統が両国の友好促進のために共演することになった模様です。 日本ではあまり報道されない蔡総統の人柄が分かる番組と言えそうです。 戦前戦中に同じように日本の統治を経験した国でありながら、反日を統治に利用する…
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8月21
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2019/08/21【これは“永田町の離合集散”ではないのか】
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立民党と国民党は、衆参両院で会派を合流することで合意しました。 立民の枝野代表はかつて、野党の結集について「永田町の離合集散には与しない」と話していましたが、やっていることは旧民主党(旧民進党)勢力の再結集です。 先の参院選で「れいわ」が予想外に善戦したことで、無党派層が流れることを警戒して既存のリベラル勢力同士が急いで合流したともとれます。 ある意味でブレを隠せない野党第一党の姿に、…
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8月19
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2019/08/20【中小零細企業を元気にするには】
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10月の消費増税を前に、小規模・零細企業の経営者から悩みの声が聞かれます。 それは思うように消費増税分を販売価格に転嫁できないというものです。 例えば、製造業であれば、原材料を購入する際に消費増税分が上乗せされますが、下請け企業の場合、元請け企業に納入する際になかなか額面通りに値上げを認めてもらえないというのです。 政府は、大手企業に対し、消費増税のしわ寄せが下請け企業に及ばないように…
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8月19
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2019/08/19【改めて、南京大虐殺はあったのか!?】
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NHKが、昭和20年代の数年間にわたる昭和天皇との拝謁記を新たに入手し、戦後の昭和天皇を知る上で第一級の新資料として注目されている模様です。 この資料の詳細な分析については今後を待ちたいと思いますが、その中で昭和天皇が先の大戦に関する「反省」についてたびたび言及していたとされます。 それは、東京裁判でいわゆる「南京大虐殺」が公になったことなどを挙げ、陸軍をはじめ皆が何かしら反省の材料がある旨…
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8月18
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2019/08/18【日台の防衛協力の強化を】
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米国は台湾に対し、最新鋭の戦闘機の売却を決定した模様です。 売却するのは「バイパー」と呼ばれる「F-16E/F」の最新型です。 F-16は初飛行が40年以上前でありステルス機ではありませんが、改良を重ねていわゆる「第4世代機」としては一級の性能を持っており、「J-10」や「J-11」など中国の主力である第4世代機とは十分以上に渡り合えると見られています。 台湾は、長年、米国に戦闘機の売却を…
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8月16
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2019/08/17【国会でも国防に関する議論を】
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防衛省は、最新鋭のステルス戦闘機「F-35」について、短距離離陸・垂直着陸が可能な「B」型を導入すると発表しました(※)。 政府は、F-35の調達数を147機とし、その内42機を「F-35B」とすることを既に閣議了解しており、今後、事実上の空母化の改修を行う海上自衛隊の「いずも型」護衛艦2隻への搭載が見込まれます。 ただ、いずも型護衛艦には多く見積もってもF-35Bを10機程度しか搭載で…
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8月16
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2019/08/16【行き過ぎた反戦・非戦の先にある危機】
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74回目の終戦の日を迎え、毎年、この時期には国内で反戦の機運が高まります。 戦争の悲劇を二度と繰り返してはならないという思いは、全ての人が抱く感情です。 ただ、反戦や非戦が必ずしも安全をもたらす訳ではないということを知る必要があるのではないでしょうか。 「どんなことがあっても戦争だけはいけない」という考えが行きすぎてしまうと、全ての自由や国そのものを失うどころか、逆に命をも失う恐れさえ…
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8月16
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2019/08/15【靖国参拝が当然である理由】
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靖国神社が昨年、天皇陛下に神社創立150年に合わせた参拝を要請したものの、宮内庁側が断っていたことが分かりました。 A級戦犯とされた旧日本軍人などが合祀されていることが断った理由と見られています。 A級戦犯を先の大戦の責任者と見るならば、戦争で亡くなった方のご遺族が合祀に反対する気持ちは理解できる部分があります。 また、実際にA級戦犯とされた人々も、敗戦の責任を取り甘んじてその罪を受け入れ…
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8月14
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2019/08/14【香港と台湾から見た中国】
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香港では、いわゆる逃亡犯条例案の完全撤回を求めるデモが収まる兆しがありません。 ここ数日は、香港国際空港にデモ隊が侵入し、国際便の発着に大きな影響が出ており、中国共産党政府は中国軍の介入をチラつかせています。 一部、過激に報じられている今回のデモの背後には、デモ隊と民衆との離反を図る中国政府の存在があるとか、あえて中国軍を出動させて中国共産党政府の残忍性を世界にアピールする狙いがあるとか…