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9月17
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2013/09/17【改めて消費増税実施の撤回を求めます】
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来年4月からの消費増税の実施が取り沙汰されている一方で、安倍首相は、法人税については減税を実施したい意向のようです(※1)。 国の一般会計に占める税収の内訳では、ここ数年、消費税も法人税もどちらも10兆円前後の規模です。 消費増税推進派は、消費増税で税収が増えるとの考えですが、同様の考えでは、法人減税では税収が減ることになります。 しかし、安倍首相も認めているように、世界で勝ち抜いていくためには、…
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9月16
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2013/09/16【消費増税と電力料金の値上げで日本経済はどうなる】
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現在、日本国内で唯一稼動している関西電力の大飯原発4号機が、9月15日、定期検査のために停止作業に入りました(※1)。 これで、日本国内の原発全てがまた停止することになりました。 この夏は、西日本や東海を中心に猛暑となりましたが、この間、稼働していた原発は大飯原発の3号機と4号機の2基のみでした。 そのため、夏が過ぎ去ろうとしている現在、「原発が無くても電力供給は大丈夫だった」というイメージがある…
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9月14
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2013/09/15【宇宙産業を日本の未来の基幹産業の一つに】
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新型の純国産ロケットである「イプシロン」の打ち上げが成功しました(※)。 イプシロンは、同じく純国産の基幹ロケットであるH2Aに比べ、小型かつ低コストのロケットであり、今後、世界で需要が増えると予想される小型の衛星を打ち上げる目的で、JAXAとIHIエアロスペースが開発しました。 現代のロケット開発は高い技術力が要求されると同時に、商業ベースで成り立たせるために高いコストパフォーマンスも要求されま…
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9月14
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2013/09/14【増税推進勢力による工作報道には注意が必要】
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前回のブログで、安倍首相は予定通りに来年4月から消費増税を行うことで腹をくくったと伝えられている旨を述べましたが、その後、この報道内容は、読売新聞など一部のマスコミが伝えたのみでした(※1)。 この報道について菅官房長官は記者会見で、消費増税を首相が決断したという事実はないと述べました(※2)。 こうしたことから、今回の報道は、財務省など増税推進勢力が、消費増税の予定通りの実施を既定路線化するため…
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9月13
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2013/09/13【ロンドンオリンピック前に増税した英国の教訓】
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安倍首相は、予定通りに来年4月から消費増税を行うことで腹をくくったと伝えられています。 安倍首相は経済政策について既に「3本の矢」を掲げていますが、東京オリンピックの開催決定が、アベノミクスの「第4の矢」として作用することも、消費増税履行の判断を後押ししたようです。 確かに、東京オリンピックの開催決定は、新たなインフラの構築などで経済を活性化させるはずです。 しかし、ようやくデフレ脱却の兆しが見え…
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9月11
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2013/09/12【政府は放射能に対する恐怖心を和らげる努力を】
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9月11日、東日本大震災から2年半が経過しました。 福島第一原発の事故による放射能の影響などで未だに避難を余儀なくされている方々の心情を察するに余りある思いです。 避難が長引く要因の一つに政府による除染作業の遅れがあります。 除染範囲があまりに広大であるとか、除染で生じた放射性物質の仮置き場が決まらないなど、当初の計画よりも作業に遅れが出ています。 しかし、政府が定めている年間1ミリシーベルト以下…
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9月10
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2013/09/11【歴史を直視しなければならないのはどちらか】
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韓国の朴大統領がベトナムを訪問しています。 韓国は、ベトナム戦争に米軍を支援して参戦した過去があり、ベトナム戦争は最終的にベトナム側が勝利しましたが、ベトナムはこの戦争を米軍による侵略戦争と認識しています。 韓国は、日本に対しては、朝鮮半島の日本統治時代について執拗に謝罪を要求しますが、朴大統領は今回のベトナム訪問では、ベトナム側に対し謝罪はしなかったと伝えられています(※1)。 韓国は、ベトナム…
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9月09
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2013/09/10【オリンピック開催に必要なこと】
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東京オリンピック開催決定に合わせるかのように、9月8日、中国軍の爆撃機2機が日本の防空識別圏を越えて、沖縄本島と宮古島の間を通過しました(※1)。 更に、9日には、国籍を表示していない無人航空機が、同じく日本の防空識別圏を越えて、沖縄県の尖閣諸島付近を飛行し、中国大陸方面に戻ったとのことです(※2)。 これらの一連の動きは、中国軍による示威飛行と言えます。 あたかも、「オリンピックを平和裏に開催し…
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9月09
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2013/09/09【オリンピックの開催で第二の“高度成長”を】
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2020年の夏季オリンピック開催都市が東京に決まりました。 日本人としてたいへん光栄に思うと同時に、招致に携わった関係者の尽力に心から敬意を表したいと思います。 オリンピックの日本での開催は、様々な面から好機と捉えることができます。 その好機の一つが経済の活性化であり、まさに「第二の高度成長」への起爆剤とすることができると考えます。 東京でのオリンピック開催は、東京周辺だけでなく日本全体にとっての…
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9月07
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2013/09/08【財務省は“国債暴落の心配はない”と言っていた】
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皆さんは覚えていますでしょうか、2002年に米国の格付会社が日本国債の格付けを引き下げた時のことを。 中には、日本国債をアフリカのボツワナと同じランクに格付した会社もありました。 その際、財務省は日本国債暴落の懸念を払拭するために、「マクロ的に見れば、日本は世界最大の貯蓄超過国であり、国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている」、「日本は世界最大の経常黒字国、債権国であり、外貨準備も…