東京オリンピック開催決定に合わせるかのように、9月8日、中国軍の爆撃機2機が日本の防空識別圏を越えて、沖縄本島と宮古島の間を通過しました(※1)。
更に、9日には、国籍を表示していない無人航空機が、同じく日本の防空識別圏を越えて、沖縄県の尖閣諸島付近を飛行し、中国大陸方面に戻ったとのことです(※2)。
これらの一連の動きは、中国軍による示威飛行と言えます。
あたかも、「オリンピックを平和裏に開催したいのならば、中国の意向に従え」と言わんばかりの行為です。
中国は、今後、スポーツの祭典である東京オリンピック開催に、様々な形で政治的な圧力をかけてくるであろうことは容易に想像できます。
こうした中国の威嚇に対して、日本は中国に付け入るすきを与えない必要があります。
東京オリンピック開催は7年後です。
現在のペースで中国が軍拡を続ければ、東アジアでの中国軍の脅威が更に高まることが予想されます。
従って、日本は国防を強化して抑止力を高める必要があります。
そのために、まずは憲法9条を改正し、自分の国は自分で守れるという、国家として当たり前の体制を整える必要があります。
※1:9月8日付産経新聞http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130908/crm13090819290010-n1.htm
※2:9月9日付同http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130909/plc13090916380002-n1.htm