12月
15

2016/12/16【歴史に学ぶと】

 中国が南沙諸島で造成を進めている人工島に、新たに「CIWS」などと呼ばれる近接防御システムを設置していることが分かりました(※)。 CIWSは、主に向かってくる航空機やミサイルを高性能の機関砲などで撃ち落とす兵器のことで、一般的に艦艇に装備されます。  これらの人工島には、既に各種レーダーに加えて、対空ミサイルや対艦ミサイルなどが配備されていると伝えられており、今回、CIWSが確認されたことで、…

12月
15

2016/12/15【だからこそ辺野古移設が必要なのでは】

 沖縄で海兵隊所属の新型輸送機「オスプレイ」が、海岸近くに不時着水した後に大破しました。 沖縄ではこの事件を受けて、オスプレイに対する不安と憤りが高まっており、配備撤回を求める声も高まりそうです。  当該機は海上で空中給油訓練中に給油ホースに接触したと見られ、普天間基地に帰投しようと試みたものの、住宅地上空を飛行せざるを得ないために断念し、海岸に隣接する米軍のキャンプシュワブに向かったとのことです…

12月
14

2016/12/14【国政の場には幸福実現党が必要】

 いわゆる「南京大虐殺」について、中国政府が主催する追悼式典が開催されました。 式典で中国共産党の幹部は、「30万人の同胞が殺戮されたことは国際的にも法律的に評価が定まっている」と述べたとのことです(※)。  何度も申し上げますが、当時の南京市の人口よりも多い30万人と言う数字は物理的に有り得ませんし、当時、大量虐殺を目撃したという証言は、一部の政治的意図を持った人物のものを除いて残っていません。…

12月
13

2016/12/13【“一つの中国”の原則に縛られない】

 米国のトランプ次期大統領は、中台関係について、「貿易などで合意できなければ、なぜ『一つの中国』に縛られる必要があるのか」と述べました(※)。  台湾は国のリーダーが選挙によって決まる民主主義国家であるのに対し、大陸側の中国は事実上の一党独裁国家です。 にもかかわらず、多くの政治家は台湾を国家として認めず、北京政府に阿ってきただけに、米国の次期大統領であるトランプ氏の発言にすっきりしたという人も多…

12月
12

2016/12/12【危険かつ未熟なのは中国軍のほう】

 中国軍の戦闘機など6機が、今月10日、沖縄本島と宮古島の間の空域を飛行しました。  中国は、尖閣諸島周辺での公船による領海侵入、日本周辺での軍艦の活動、そして今度は沖縄本島の目と鼻の先での戦闘機の飛行を常態化し、次々と既成事実を積み重ねています。  今回の中国軍機の飛行では、領空侵犯は無かったものの航空自衛隊機がスクランブル発進しました。 中国当局は、この自衛隊機のスクランブル発進に関し、「(自…

12月
11

2016/12/11【税制改正は消費税と法人税の減税で】

 自公は来年度の税制改正大綱を決定しました。 配偶者控除の対象となる年収額の引き上げなどが目玉となっています。  しかし、肝心の国の税収全体では減収となっている中で、今回の大綱で増収に繋がるかは効果が限定的ではないでしょうか。 大綱では、減税となる項目もありますが、その目的は働き方改革や不公平感の是正であり、減税により消費の活性化を図ったり、新産業の育成を図ったりする項目は狭い分野に限られているよ…

12月
10

2016/12/10【自由のために戦った】

 12月8日は太平洋戦争の端緒の一つとなった真珠湾攻撃が行われた日です。  この日を前に出されたオバマ大統領の声明の中に気になるフレーズがありました。 それは、先の大戦で米国は「自由のために戦った」という部分です。  確かに、米国は自国の自由のために戦ったとも言えます。 しかし、開戦初期において日本軍はフィリピンにいた米軍とも戦っていますが、なぜ米軍がフィリピンにいたのか考えてみると、米軍はフィリ…

12月
09

2016/12/09【トランプ革命】

 各マスコミではトランプ次期大統領の話題に事欠きません。    「TPPから撤退する」、「メキシコとの国境に壁を築く」、「在外米軍の駐留経費を負担させる」などといった選挙戦での主張に加え、選挙後は、「国際相場での株価やドルの上昇」、「各国首脳との矢継ぎ早の会談」、「重要ポストでのタカ派人事とそれ以外のポストでの多様な人材の登用」など上げれば切りがありませんが、オバマ大統領だけでなく歴代の大統領とは…

12月
08

2016/12/08【党首討論よりも意味ある報道は何か】

 各マスコミが取り上げている12月7日の政治的な話題は、蓮舫氏が民進党の代表になって初めての党首討論が中心でした。  しかし、討論の内容は、既に国会審議等でなされた議論の繰り返しが中心だったように感じました。 カジノ解禁を含むいわゆるIR法案や、新たな任務として自衛隊に駆け付け警護が付与された件など、既に衆院の委員会などで各党の国会議員が質問した内容を、改めて野党の党首が質問し、それに対し安倍首相…

12月
06

2016/12/07【医療現場にも霊的人生観を】

 病院を訪問する機会があり、高齢のお年寄りが数多く入院する病棟で、何人かの方とお話しをしました。 重い病気の渦中にあって、前向きに生きる患者さんやそのご家族に胸を打たれることもありましたし、深刻な病状に沈鬱な気持ちを隠せず悲嘆にくれる方もいらっしゃいました。  この時、強く感じたのは、やはり霊的人生観の大切さです。 霊的人生観とは、「人間の本質は、神仏によって創られた霊的存在であり、魂である。この…