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5月27
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2016/05/28【本当に核の脅威がなくなるのか!?】
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オバマ大統領は、原爆被災地である広島を訪問し原爆慰霊碑に献花しました。 結局、原爆の投下に対する謝罪の言葉は無かったものの、現職の米国大統領として初めて被災地を訪問したことは、歴史的にも意義のあることと言えそうです。 オバマ大統領は、この訪問の際、所感という形でスピーチし、改めて「核無き世界を目指す」旨を表明しました。 これを受けて、遅々として進まない核兵器の廃絶が進展し、核戦争の危機が遠ざか…
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5月27
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2016/05/27【高天原の神々はどうお思いか】
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伊勢志摩サミットが開幕し、安倍首相が伊勢神宮の入口にあたる宇治橋で各国首脳を個別に出迎えました。 その後、各国の首脳は安倍首相の案内で境内を散策し、記念行事に臨みました。 今回の歓迎行事でも分かるように、日本の歴史を語る上で、日本神道は欠くことのできないものです。 日本は憲法の第一条で天皇に言及していますが、天皇は日本神道の長でもあることから、日本は今も昔も祭政一致の国とも言えます。 こうし…
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5月25
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2016/05/26【資本主義の精神を取り戻す場となるか!?】
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伊勢志摩サミットに向けて、オバマ大統領をはじめ各国の首脳が続々と来日しています。 今回のサミットでは、国際秩序や世界経済などについて話し合われる予定です。 この内、国際秩序については、テロ対策や中東政策で引き続き各国で協力することが確認されることになるでしょうし、南シナ海などで強圧的な海洋進出を続ける中国に対しては、自由や法の支配といった価値観に基づいて対処することを確認する程度になるでしょう…
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5月24
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2016/05/24【情報操作に乗せられないために】
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フェイスブック(FB)が情報操作しているとの疑惑で、米上院などが調査を行っています。 FBは、大規模なSNS(インターネット上の交流サイト)で、世界中で数億人が利用しているとされています。 疑惑は、最近の話題を集めたFBのページで、意図的に保守系の話題を排除していたということです。 FB側は、疑惑を否定していますが、現時点で最終的な確認はとれていません。 一般の人の多くは、人気のSNSや検索…
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5月24
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2016/05/24【ベトナムとの協力拡大を】
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ベトナムを訪問しているオバマ大統領は、ベトナムに対する武器輸出を解禁することを発表しました(※)。 米国はベトナム戦争の影響で武器輸出を解禁しており、1995年の米越の国交回復後も禁輸が続いていました。 ベトナム側も、共産党政権誕生後も、旧ソ連製や中国製の武器を中心に運用してきました。 ここに来て、中国の脅威の高まりと共に、米越の関係改善もあって、ベトナム側の要望で今回の武器輸出を解禁の…
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5月22
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2016/05/23【舛添氏について】
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東京都の舛添知事は、自身の家族旅行の費用として会議費を支出していたとする問題などが次々と指摘され、公私混同などとして批判にさらされており、辞任まで取り沙汰されています。 行政の長たる者は、きちんと法に則り収支を報告すべきですし、例え違法でなくとも倫理的な観点から社会通念を逸脱するような行為は、よほど説得力が無い限り慎むべきだったでしょう。 ですから、舛添氏の脇が甘かった点は否定できません。 …
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5月22
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2016/05/22【かつて比国での反基地運動が起こした教訓】
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沖縄県で二十歳の女性の遺体を遺棄した疑いで逮捕された在日米軍の元海兵隊員で軍属の男の母親が、マスコミのインタビューに応じ、「息子がやったとは信じられない。誰かにやらされたのではないか」と述べたとのことです(※1)。 親として、最愛の息子を信じたいという気持ちは理解できますが、被害に遭われた女性にも親やパートナーがいる訳ですから、断じて許すことはできません。やはり、事件を起こしたのであれば罪を償…
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5月20
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2016/05/21【台湾の安全保障も在日米軍の存在がカギ】
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台湾の新しい総統に蔡英文氏が就任しました。前任の馬英九氏は中国との関係を重視する国民党であったのに対し、蔡氏は独立志向の強い民進党です。 中国は明らかに国民党政権の存続を望んでいましたが、蔡氏の就任が決まると、「中国と台湾は、共に一つの国に属する」という考えを受け入れるよう様々な形で圧力を強めています。 中国の言う「共に一つの国に属する」とは、要するに「台湾は中国のものだ」という考え…
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5月20
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2016/05/20【政党要件を満たしていないから報道しないでいいのか】
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7月の参院選に向けて各マスコミは、政党支持率に関する世論調査の結果を報道しています。 それらの結果からは、民主党に代わって鳴り物入りで結成された民進党も、非自民の受け皿になっていないことが分かります。 こうした世論調査は、有権者からすると興味のある内容かもしれませんが、調査結果から類推して「勝てない」と分かっている政党に投票する有権者が一体どれだけいるでしょうか。 特に、公職選挙法などが規定…
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5月19
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2016/05/19【ES細胞の窃盗は無かった】
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捏造だったとして、世間では忘れかけられている感のあるSTAP細胞ですが、小保方氏の主張を裏付けるかのような出来事がありました。 第三者による検証で、いわゆるSTAP現象は、既存のES細胞が混入したことにより起きた現象だったとして、結論付けられました。 その後、小保方氏の所属していた理化学研所(理研)は、ES細胞が盗まれた疑いがあるとして告発していました。 この告発に対し、神戸地検は、「事件の…