捏造だったとして、世間では忘れかけられている感のあるSTAP細胞ですが、小保方氏の主張を裏付けるかのような出来事がありました。
第三者による検証で、いわゆるSTAP現象は、既存のES細胞が混入したことにより起きた現象だったとして、結論付けられました。
その後、小保方氏の所属していた理化学研所(理研)は、ES細胞が盗まれた疑いがあるとして告発していました。
この告発に対し、神戸地検は、「事件の発生自体が疑わしい」として嫌疑不十分で不起訴処分としました(※)。
理研は、ES細胞の盗難告発で、あたかも小保方氏本人かその関係者が盗んだES細胞により捏造したとするイメージを世間に与えようとしていたように感じます。
しかし、今回の不起訴処分で、ES細胞の混入とする結論自体が、揺らいでいるのではないでしょうか。
海外では、現在もSTAP細胞の研究を行っている研究者がいますし、問題となった論文の共同研究者も未だにSTAP細胞を確信していると語っています。
STAP細胞の存在を認めた故・笹井博士にしても、誰よりもES細胞を見慣れていたわけですから、ES細胞の混入を見抜けなかったとするのも不可解です。
日本政府は、STAP細胞の研究を後押ししていませんが、このままでは、何年か先に海外でSTAP細胞の再発見が報じられる気がしてなりません。
真に科学的な立場を取るならば、可能性がある限り、STAP細胞の研究を続けるべきではないでしょうか。
※:5月18日付産経新聞http://www.sankei.com/west/news/160518/wst1605180098-n1.html
【参考】:大川隆法著『小保方晴子さん守護霊インタビュー それでも「STAP細胞」は存在する』幸福の科学出版https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1144