お知らせ
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1月30
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2023/01/30【中絶の議論で見過ごされている観点とは】
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米国では中絶が世論を二分する政治問題となっています。 中絶に否定的な人は、胎児の生命が大切であると訴えています。 一方、中絶を容認する人は、母親の選択の自由こそが大切であると訴えています。 医学的に母体の生命が危険にさらされる場合など、やむを得ない事情は酌む必要があるとの考えがあるものの、中絶に否定的な人の中には、犯罪性のある妊娠の中絶も認めないとの考え方もあり、議論を難しくしています…
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1月26
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2023/01/26【日本がロシアを完全に敵に回してはいけない理由とは】
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岸田首相がウクライナを訪問する機会を探っていると伝えられています。 欧米は多くの首脳がウクライナ訪問を終えていることから、岸田首相も5月のG7サミットを控えウクライナ支援で協調したい思惑が見て取れます。 しかし、日本は、置かれた地政学的状況が欧米と異なることを理解した上で、慎重に行動する必要があるのではないでしょうか。 なぜならば、欧米、特にヨーロッパにとって、差し当たっての脅威はロシア1…
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1月22
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2023/01/22【ウクライナでの戦闘が終わらないもう一つの理由とは】
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ウクライナでの戦闘は、ウクライナ人の強い意志とロシア軍の意外な弱さにより、戦闘が長期化していると報じられています。 また、ロシアによる核兵器使用の懸念が、欧米による支援を難しくしているようです。 そうした中、ウクライナが西側兵器の実験場と化しているとのニュースがありました(※)。 当初、欧米はウクライナ支援にあたって、ウクライナが使い慣れた旧ソ連製の兵器をかき集め、それらを中心にウクラ…
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1月21
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2023/01/21【医学の進歩に必要な大切な考え方とは】
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先ごろ、アルツハイマー病の初めての治療薬が日本でも承認申請されました。 アルツハイマー病は、一般的には進行性の難病であり、その進行度合いをある程度コントロールできるものの、従来は根本治療が困難とされていました。 今回の新薬の登場で、対象患者が発症初期の段階に限定されるものの、患者にとっては希望の光となっています。 このように現代医学は、技術の進歩と関係者の努力により、様々な問題をクリア…
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1月17
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2023/01/17【米露の核兵器の使用をめぐる日本の矛盾とは】
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ロシアのメドベージェフ前大統領が、岸田首相は「切腹するしかない」と自身のSNSに投稿しました。 これは、ロシアによる核兵器の使用は人類に対する敵対行為になり正当化できないとする日米首脳会談の共同声明に反発したものです。 これに対し、ロシアを敵と考える人などは、ウクライナを侵略したのはロシアであり、その上、非人道的な核兵器の使用をチラつかせているのはロシアなので、メドベージェフ氏の投稿は許…
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1月14
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2023/01/14【台湾防衛が成功するための前提条件とは】
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米国の戦略国際問題研究所(CSIS)が、台湾有事の詳細なシミュレーションのレポートを公開しました(※)。 CSISは米国のシンクタンクで、安全保障の分野では国際的に最も権威のあるシンクタンクの一つとされます。 レポートでは、中国が台湾に侵攻し米国が参戦することを想定し、楽観的なシナリオから悲観的なシナリオまで様々な事態をシミュレートしており、いずれのシナリオでも最終的には台湾は陥落せず防…
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1月12
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2023/01/12【西側の価値観にある問題点の1つとは】
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フランスの風刺漫画を掲載する週刊新聞社が、イランのイスラム教指導者をからかう風刺画を掲載し、イランが猛反発しフランスと間で外交問題となっています(※)。 同社は、イスラム教の預言者を侮辱する風刺画を掲載したことから、8年前にイスラム過激派による襲撃を受け多数の犠牲者を出しています。 今回、同社は、イラン国内で昨年から続く、いわゆる反スカーフデモを支持する立場から問題となった風刺画を掲載し…
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1月08
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2023/01/08【事実上のワクチン強制は止めるべき時に来ているその理由とは】
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新型コロナの流行は第8波に突入しています。 流行の主体は「BA.2」株から「BA.5」株へ、更には「BQ.1」株、「BQ.1.1」株へ、そして今後は「XBB.1.5」株などに移ろうとしています。 日本ではワクチン接種が進んでいますが、オリジナルの武漢株から作ったワクチンが、デルタ株や「BA.2」「BA.5」に効き難くかったのと同様に、報道によれば「BA.5」から作ったワクチンも「XBB.1….
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1月05
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2022/01/05【地元住民が知らない原発再稼働のメリットとは】
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原発再稼働への大きなハードルの1つに地元住民の同意があります。 なかでも国内最大の東京電力の柏崎刈羽原発は、地元新潟県の左翼的な新聞が反原発のキャンペーンを張っており、その結果、一部の住民に不安感が高まっています。 同紙は、地震による放射能漏れの可能性、大雪時の原発事故の際の避難の難しさ、またテロや武力攻撃の対象になる可能性、更には事故後の生活再建の難しさなど、考えつく限りのあらゆる可能…
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1月03
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2022/01/03【初詣で再認識したい神仏の存在】
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毎年、正月になると多くの人が初詣を行います。 近年はコロナ禍で数が減っているとはいえ、有名な寺社仏閣の中には、200万人、300万人を超える人出となるところもあります。 そのため、初詣に出掛ける人の数は、毎年延べ1億人に近いといわれています。 複数の寺社仏閣を訪れる人が少なくないとしても、日本の総人口が1億2千万ですから、たいへんな数字です。 外国人は、この数字を見て「日本人は信心深…