毎年、正月になると多くの人が初詣を行います。
近年はコロナ禍で数が減っているとはいえ、有名な寺社仏閣の中には、200万人、300万人を超える人出となるところもあります。
そのため、初詣に出掛ける人の数は、毎年延べ1億人に近いといわれています。
複数の寺社仏閣を訪れる人が少なくないとしても、日本の総人口が1億2千万ですから、たいへんな数字です。
外国人は、この数字を見て「日本人は信心深い」と感じるようです。
ただ、幾つかの調査によると、「信仰心を持っていない」と答える人の割合は日本人の5割以上に上り、反対に「信仰心を持っている」と答える人は2割程度に過ぎません。
信仰に関わらずクリスマスと同様に、初詣を単なる季節イベントとして捉える人が多いのかもしれません。
しかし、そうした人でも初詣をした際は、健康や家内安全など何らかの願いを、無意識のうちに神様や仏様に祈っているのではないでしょうか。
ですから、信仰心を持っていないと言いつつも、実は心の底には薄っすらとしたものかもしれませんが、誰もが信仰心を持っているということでしょう。
そうであるならば、初詣をした際に、神仏の存在を素直な心で意識してみては如何でしょうか。
そして、この世だけではなくあの世の世界も意識した生活を送ることで、これからの人生が、きっと豊かになるはずです。
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