新型コロナの流行は第8波に突入しています。
流行の主体は「BA.2」株から「BA.5」株へ、更には「BQ.1」株、「BQ.1.1」株へ、そして今後は「XBB.1.5」株などに移ろうとしています。
日本ではワクチン接種が進んでいますが、オリジナルの武漢株から作ったワクチンが、デルタ株や「BA.2」「BA.5」に効き難くかったのと同様に、報道によれば「BA.5」から作ったワクチンも「XBB.1.5」にはあまり効かない可能性が高いということです。
実際、多い人で5回以上ワクチンを接種しているにもかかわらず、流行拡大に歯止めがかかっていません。
しかし、政府は国民に対しワクチンの接種を未だに強く呼びかけています。
ただし、ワクチンの感染予防効果についてはトーンダウンし、重症化予防に重点を置いています。
しかし、その重症化予防について、確かに過去の第5波、第6波などに比べて重症化の割合は低くなっていますが、これは単に「ウィルスが弱毒化しているだけ」と見ることができます。
こうした状況から、ワクチン接種を事実上強制する現在のやり方は、もはや説得力が無いように見えます。
しかも、ワクチン接種による重篤な副作用の疑いが次々に明らかになっている現状ではなおさらです(※)。
一方で、抗ウィルス薬は、「BQ」系統や「XBB」系統に対しても、増殖を抑える効果があることが分かっています。
こうしたことから、新型コロナに対しては、ワクチン主体から、感染した際の治療に軸足を移すべき時に来ているのではないでしょうか。
※:『ザ・リバティ2月号』https://www.irhpress.co.jp/liberty/