2月
27

2022/02/26【性差を認めたうえで助け合うことの大切さ】

 ある大手マスコミのWebサイトに、「“なんで僕からはおっぱいが出ない”育休中に考えたこと」というタイトルの特集記事がありました(※)。  今年4月に育児・介護休業法が改正されるのを前に、男性記者が実際に育休を取得し、子育てについて感じたことなどを綴っている内容です。  こうした体験の記事は、母親の負担を理解を深めるうえで有意義ですし、子育ての大変さや大切さを再認識する機会になったのではないでしょ…

2月
22

2022/02/22【“中国とロシアの接近を阻止する”という視点での外交を】

 岸田首相は、ウクライナ情勢について「力による現状変更を許すことになると、アジアにも影響が及ぶ」との考えを明らかにしました(※1)。    これは、仮にロシアが武力による現状変更に成功すれば、中国による台湾や尖閣諸島に対する武力行使を助長しかねないとの認識を示したものと思われます。    ただ、ロシアによる力を背景とした現状変更を防げたとしても、中国が力による台湾統一や、尖閣諸島への武力侵攻を本当…

2月
18

2022/02/18【中国による文化侵略の事実】

 冬の北京オリンピックの開会式で、中国国内の民族が登場するシーンで、朝鮮族の代表が韓服(チマチョゴリ)とみられる衣装を着ていました。  これに対し、韓国では、「韓服は韓国または朝鮮のものであるから、開会式での演出は、中国による韓国への文化の侵略や略奪である」として批判が高まりました。    第三国の人から見れば、中国国内の朝鮮族が伝統衣装である韓服を着てもおかしくはないように思えるので、韓国の批判…

2月
17

2022/02/17【すべての日本人に知っていただきたい「真の武士道精神」】

 中国は平和的な台湾統一を目指すとしておきながら、台湾に少しでも独立の動きがあれば武力攻撃も辞さないことを明言しています。  日本国内でも、台湾との関係を考えるうえで、台湾有事を憂慮する声が増えてきています。  一方で、台湾有事が勃発しても、日本が台湾の後方支援をすることや、ましてや軍事的に直接支援することを考えている日本人は多くはないようです。  「戦争に巻き込まれたくない」、「そもそも平和憲法…

2月
15

2022/02/15【ロシアを非難するのであれば中国も】

 ロシアは、昨年来、ウクライナとの国境に兵力を増強していますが、これに対して欧米から「緊張を高めている」として非難されています。  一方、中国はかねてから台湾の対岸に位置する領域の兵力を増強しており、近年は台湾の領域への接近を繰り返すなど威嚇の度合いをエスカレートさせています。  台湾に大陸を侵攻する能力や意図が無いことは明らかなので、緊張を高めているのは中国の方です。    国際社会は、ロシアを…

2月
14

2022/02/14【不安感が免疫機能を下げる】

 ワクチンの3回目接種を終えた人の感染確認が相次いでいるようです。    そうなると、もはやワクチンでの感染拡大防止効果はあまりなく、単に重症化リスクを減らすだけのようにも感じられます。  それもそのはずで、現在のワクチンは最初に感染拡大が確認されたウィルス株から作られており、オミクロン株は変異が多いので、効果が薄れるのは当然との見方があります。  一方で、3回目接種により抗体の数が増えるという治…

2月
10

2022/02/10【“専制国家VS民主主義国家”の対立軸は適切ではない!?】

 中国共産党政府にオリンピックを開催する資格があるのかが問われる中、冬季の北京オリンピックが開幕しています。    政治とスポーツは切り離すべきとの考えがあることは理解できる面がありますが、当のオリンピック憲章には、「基本原則」に「人権」や「平和」が謳われており、中国共産党政府が進めるウイグルや香港での政策、南シナ海をはじめとした対外政策は、ことごとく人権や平和に反しています。  その点から判断す…

2月
05

2022/02/05【自虐史観を捨てて正しい愛国心を】

 政府は新潟県の佐渡金山を世界文化遺産登録に推薦することを決めました。    当初、韓国が登録に反対していることから、政府が推薦を見送ると見られていましたが、推薦期限の間際になっての逆転となりました。    ただ、今回はあくまでも推薦の段階であり、登録が決まった訳ではありません。  韓国側の反対の理由は主に次の2点です。    1つは、戦前戦中に佐渡金山で朝鮮半島出身者が強制労働させられていたと主…

2月
03

2022/02/03【最新鋭戦闘機の事故が及ぼす影響について】

 航空自衛隊の「F-15」戦闘機1機が訓練中に石川県沖で消息を絶ちました。  自衛隊では墜落したものとみて、搭乗していたパイロット2人の捜索を続けています。  国防の最前線で過酷な任務に就いているお二方が一刻も早く無事に帰還されることを心から祈りたいと思います。    今回の事故から1週間前にも、南シナ海で米海軍の最新鋭ステルス戦闘機「F-35」1機が事故を起こし失われています(※)。  米空母へ…

2月
01

2022/02/01【エネルギーの外国依存が危険である実例】

 ウクライナとの国境付近にロシア軍が集結しているとされる問題で、欧米はウクライナ支援を鮮明にしています。    ウクライナも欧米に対し支援を要請しており、米英などはこれに応える形で対空ミサイルや対戦車ミサイルの供与を決定しています。    一方、同じNATO加盟国の中でドイツは、過去に第三国に輸出した野砲について、ウクライナが転売を求めたにもかかわらず、再輸出に必要な許可を出さなかったとのことです…