ワクチンの3回目接種を終えた人の感染確認が相次いでいるようです。
そうなると、もはやワクチンでの感染拡大防止効果はあまりなく、単に重症化リスクを減らすだけのようにも感じられます。
それもそのはずで、現在のワクチンは最初に感染拡大が確認されたウィルス株から作られており、オミクロン株は変異が多いので、効果が薄れるのは当然との見方があります。
一方で、3回目接種により抗体の数が増えるという治験もあり、効果は人によって様々なようです。
ただ、劇的に効果がある訳ではないのも事実です。
感染防止には、自己免疫を高めることが重要ですが、不安などのストレスが免疫機能を低下させることは知られています。
ワクチンの接種により、不安が解消されることで自己免疫が高まる場合もあるかもしれません。
実際の効果から見ても、ワクチン接種による直接の効果なのか、「プラセボ効果」的な効果なのか、判別は難しいのではないでしょうか。
いずれにしても、オミクロン株は他の株に比して確実に弱毒化していますし、ワクチンは完ぺきなものではない以上、その接種は本人の自由意思を尊重すべきです。
必要な感染対策を施した上で、過剰に不安視しないことも大切ではないでしょうか。