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2022/02/15【ロシアを非難するのであれば中国も】

 ロシアは、昨年来、ウクライナとの国境に兵力を増強していますが、これに対して欧米から「緊張を高めている」として非難されています。

 一方、中国はかねてから台湾の対岸に位置する領域の兵力を増強しており、近年は台湾の領域への接近を繰り返すなど威嚇の度合いをエスカレートさせています。

 台湾に大陸を侵攻する能力や意図が無いことは明らかなので、緊張を高めているのは中国の方です。
 

 国際社会は、ロシアを非難するのであれば、同様に中国をもっと非難して然るべきではないでしょうか。
 

 ウクライナが危機にさらされているのであれば、自由・民主・信仰の価値観を有する事実上の独立国家である台湾も、一党独裁の専制国家である中国によって危機にさらされているという事実に、もっと目を向けるべきと考えます。