9月
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2014/09/22【李登輝元総統からの魂のメッセージ】

 台湾の李登輝元総統が、19日から25日までの予定で来日しています。 李氏は、戦前に現在の京都大学で学び、学徒出陣を経験するなど、親日家として知られています。 また李氏は、1996年に行われた台湾初の直接選挙で総統に当選し、台湾民主化の象徴的な人物でもあります。  91歳の李氏は今回の来日で精力的に公演を行っています。 その中で、李氏は、「日本の集団自衛権容認は地域の安定に寄与する」、中国について…

9月
21

2014/09/21【“国産”早期警戒機】

 航空自衛隊の那覇基地に、早期警戒機を運用する部隊が発足しました(※1)。 早期警戒機は高性能なレーダーを搭載し、地上のレーダーではカバーしきれない遠方や低空、あるいは海上の目標を探知することができる機体です。  中国の艦船や航空機は、尖閣諸島周辺の日本の領海や領空への侵入を繰り返していますが、一昨年に中国の国家海洋局所属の航空機が領空侵犯した際は、航空自衛隊では適切な対領空侵犯措置を行えなかった…

9月
20

2014/09/20【南京大虐殺論争にとどめを刺した】

 中国の南京大虐殺記念館が運営するサイトが、大虐殺の生存者と称する人の写真と証言を、1日1人ずつ100日間にわたってインターネット上に公開することを始めました(※1)。    中国は、最近、いわゆる南京大虐殺に関する宣伝活動を強化しています。 もともと中国の人々によって選ばれて政権の座に就いたわけではない中国共産党にとっては、南京大虐殺をあったことにして、残忍な旧日本軍との戦いに中国共産党が勝利し…

9月
19

2014/09/19【沖縄県知事選挙の真の争点は】

スコットランドの独立の是非を問う住民投票は、独立反対が過半数を占める結果となりました。   沖縄の独立を主張する勢力は、沖縄県内の独立機運が盛り上がらない中で、スコットランドの独立問題に絡めて機運を盛り上げようとしたようですが、その目論みは成功しそうにありません。   そもそもスコットランドの独立と沖縄の独立を同列に扱うことはできないほど歴史的背景に違いがあるのですが、独立派が…

9月
19

2014/09/18【円安を喜んでいいのか】

円相場が6年ぶりに108円台の円安となりました。これを受けて、輸出関連を中心に株価が上昇し、年初以来の1万6千円台を回復しました。   確かに円安になれば海外での価格競争力が上がるため輸出が有利になりますが、一方で、原材料の輸入コストが上昇するため弊害も大きくなります。 財務省が発表した8月の貿易収支は9,485億円の赤字と、26カ月連続の赤字となっています(※1)。   原発…

9月
17

2014/09/17【経営成功学で名経営者を輩出】

ソニーは、2015年3月期の業績見通しを当初の500億円の赤字から2,300億円の赤字へと下方修正しました(※)。 不振の要因には、中韓メーカーとの競争の激化で主力のスマホ事業が伸びなかったことなどがあげられています。 かつて、トリニトロンTV、ウォークマン、プレステ、バイオなど、家電で世界を席巻し一時代を築いたソニーが苦戦を強いられています。     ソニーを創業し、日本を代…

9月
16

2014/09/16【中国のジレンマか?】

スコットランドの独立の是非を問う住民投票が9月18日に行われ、日本時間の19日には結果が判明すると見られています。 スコットランドは、イギリスを構成する地域の一つで、もともとは独立国であり、数多くの独自の文化を持っています。 従来からスコットランドには独立の機運がありましたが、今回の住民投票に際しては、かつてないほどに独立の機運が高まり賛否が拮抗していると伝えられています。   スコット…

9月
16

2014/09/15【霊的人生観を受け入れることの大切さ】

9月10日から16日は自殺防止週間です。 私も有志24名と神戸市内で自殺を減らそうキャンペーンを行いました。 兵庫県内の自殺者数は、昨年1,180人と前の年よりも45人減り、近年は減少傾向にあるものの依然として多くの人が自ら命を絶つという大変悲しい結果が出ています(※)。     自殺の理由は人ぞれぞれであり、ご本人は本当に苦しい思いで死を選んだものと思われます。しかし、自殺者…

9月
15

2014/09/14【日本社会の縮小を食い止めるには】

安倍政権は、人口が減少し社会が縮小しつつある中で、女性がより活躍できるようにすることが今後の日本にとって重要であるとしています。   確かに、人口減少で経済が縮小していくのであれば、今まで十分に活用できていなかった女性のパワーを生かすことができれば、経済にとってもプラスです。   しかし、人口の減少を食い止めるためには、より積極的な政策をとる必要があるのではないでしょうか。 そ…

9月
14

2014/09/13【日本の役割の変化】

 オーストラリア軍が日本製の潜水艦の導入を検討していると以前このブログでもお伝えしましたが、オーストラリア国内では自国産業の保護のため、国内で製造すべきとの声も根強いようです(※)。  オーストラリアは、一線級の潜水艦を建造できる数少ない国の一つですが、実は就役中の国産潜水艦への評価は高くありません。 潜水艦の開発は非常に高い技術力を要し、今後、21世紀前半に渡り必要な能力を発揮し続けることが可能…