教育・思想
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9月17
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2018/09/17【『南洲翁遺訓』に学ぶ心構え】
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西郷隆盛の言葉をまとめた『南洲翁遺訓』には次のような一節があります。 「人を相手とせず天を相手とせよ。天を相手として己を尽くし、人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ね可し」。 これは、天意を汲んで生きるということであり、相手を非難せずに自分の足らざる部分を反省せよという意味です。 また、別の一説には、「廟堂に立ちて大政を為すは天道を行ふものなれば、些なくとも私を挟みては済まぬものなり。」と…
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9月04
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2018/09/03【人はなぜ生まれて死ぬのか】
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ラジオで、夏休み中の子供からの質問に各界の一流の専門家が答えるという番組がありました。 その中で、「人はなぜ生まれて死ぬのか」という子供からの質問に対して、科学の専門家の先生が回答していました。 その先生の回答は、生物を構成している細胞は分裂する回数が決まっているからいつかは死んでしまうということ、本人が死んでも生命は子供たちに受け継がれていくなどということでした。 その先生も…
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8月31
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2018/08/30【言論の自由に先立ってあるもの】
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宗教団体が「信教の自由」を盾にして不当に利権を得ていると批判するマスコミがあり大変驚きました。 その背景には、一部では憲法で認められた信教の自由を悪用しているような団体もあるのかもしれません。 そうした団体があるとすれば自らを戒める必要があります。 しかし、宗教には公益性があり神聖なものとの考えがあり、その考えに基づき俗界の権力から宗教の神聖さを守るために憲法で「信教の自由」が既定され…
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8月23
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2018/08/23【英霊への配慮を尽くすことが大切】
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NHKスペシャル「届かなかった手紙 時をこえた郵便配達」という番組が放送されました。 太平洋戦争中、連合国が戦場で戦利品として押収した日本兵の手紙を、番組が日本の関係者を探し出して届けるといった内容です。 番組では、「配達先で見えてきた手紙に秘められた様々なドラマから、知られざる戦争の一断面を描き出す」としています。 その番組の中で、南方で戦死したある日本兵の遺言とみられる手紙が紹介さ…
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7月29
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2018/07/29【教育の規制緩和を考える】
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政府は、在外邦人の向けに教育を行う日本人学校の教員不足に対応するため、今年度から、新卒など正規教員として勤務経験のない若手を派遣する制度を始めています(※)。 既に、一部の日本人学校では、教員免許を持たない現地の人を採用するなどしていますが、教育の質の低下など心配されていることから、こうした制度を導入しました。 確かに、教員免許を持たない人材を登用することは、教育の水準を担保出来ない可能性が…
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6月30
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2018/06/30【今も昔も自助努力が大切】
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政府の教育政策の柱の一つが高等教育の無償化です。 海外では、既に全ての公教育を無償化にしている国もあり、家庭の経済力に左右されずに平等に教育を受けることができるとして評価する向きもあります。 しかし、いくら無償化しても、教育そのものの水準を高めなければ、より高いレベルの教育を求めて塾や私学に通う人が出てきます。 つまり、結局は家庭の経済力によって受けられる教育のレベルに違いが生じてしま…
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5月26
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2018/05/27【法治主義の名を借りて弾圧を行う国】
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中国で布教活動をしていたとされるキリスト教系団体に所属する複数の日本人が当局によって拘束された模様です。 中国共産党は、体制転覆に繋がるとして宗教団体が力を持つことを極度に警戒しています。 拘束された日本人が中国の体制転覆を意図していたとは思えませんが、中国では体制維持を目的に政府が国民の心の内面にまで干渉してきます。 拘束された日本人が所属する宗教団体がどのような組織かは不明です…
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4月01
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2018/04/01【塾のいらない公教育の実現がチャンスの平等に結びつく】
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生活保護を受給する世帯の子どもが大学に進学する際に、一時金を支給する生活保護法の改正案が審議入りしました。 生活保護を受給する世帯は学費に充てる余裕が無いためこうした支援制度は喜ばれますし、リベラルな風潮のもとでは与野党を問わず生活保護の拡充を志向する傾向にあります。 しかし、大学へ進学した後の生活を支援したとしても、いわゆる教育格差は無くなりません。 学費に充てるお金が十分にある裕福…
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3月10
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2018/03/11【霊的人生観の大切さ】
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3月11日で東日本大震災から7年となりました。 死者行方不明者数は1万8千人を超え、突然、大切な家族や肉親を失い今も心に深い傷を負っている人が大勢おられます。 中には、最愛の人を失ったことをどうしても受け入れられない方や、あの日以来何もやる気が起きないという方も少なからずおられるという話しも聞きます。 そうした一方で、その様な境遇にありながらも、前向きに進もうと何とか立ち上がった人もい…
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2月07
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2018/02/08【価値判断の材料として最適】
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幸福の科学の大川隆法総裁は、政治関連でも様々な〝霊言”を降ろされ、その内容は幸福の科学出版から発刊されています。 その内容は、現実の政治を行う上でも示唆に富むものであり、将来、起こるであろうことを具体的に予想するものもあります。 実際、過去の霊言を振り返ってみれば、予想が的中した例が数多くあります。 本格的宗教政党である幸福実現党が、こうした霊言を考慮して政策を立案することももちろんあ…