その他
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2月29
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2016/03/01【女性艦長の活躍に期待】
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海上自衛隊の護衛艦に初めて女性の艦長が就任しました(※)。 昔で言えば、男臭い船の代名詞でもある駆逐艦の艦長に女性が就任したわけですから、時代は変わったという気がします。 男女の役割という点では、性差が厳然と存在する以上、一般論として仏神が与えた男女ぞれぞれの役割があるはずですが、個人のレベルではそれぞれの活躍の場を妨げるべきではないので、性差を認めつつ個人が最高の自己を発揮できればきっとそれ…
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2月26
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2016/02/27【信頼できるのはどの政党か】
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民主党と維新の党が合流することで正式に合意しました。 今回の合流は、野党が結集することで与党に対抗できる勢力を作り上げる狙いがあり、生活の党も合流を前向きに検討しているとされます。 しかし、維新の党と生活の党には、もともと民主党を見限って離党した議員が大勢いるはずですが、なぜ今更、民主党と合流するのか大義が感じられません。 やはり、与党側が批判するように、今回の合流は、夏の参院選などを睨んだ選…
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2月23
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2016/02/24【定数削減や一票の格差是正だけでいいのか】
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国会議員の選挙制度改革について各党で意見が割れています。 大勢としては、議員定数を10削減するとともに「アダムズ方式」と呼ばれる方法で小選挙区の数を割り振るなどとした有識者調査会の答申をもとに議論が進められています。 この議論は、最高裁判決でも違憲状態とされている一票の格差を是正することに主眼が置かれているものです。 一票の格差是正も大切です。 しかし、選挙制度改革で本当に重要なのは、民意…
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2月22
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2016/02/23【抑止力の切り札は?】
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北朝鮮は、水面下で米国に対し平和協定を結ぶための交渉を持ちかけたものの、米国が北朝鮮の非核化を議題とするように求めたため、北朝鮮がこれを拒否し交渉開始に至らなかったことが明らかになりました(※)。 北朝鮮の一連の恫喝外交の目的は、何よりも米国との直接交渉を求めているからとみられていましたが、北朝鮮にとっては米国との直接交渉よりも核保有が大切であり、核を放棄する意思がないということになります…
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2月19
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2016/02/19【党是を無視して、国家観や歴史観が全く違う与党両党】
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自民党の鴻池元防災担当相は、「公明党は国家観や歴史観が自民党と全く違う政党だ」と指摘し、この夏の参院選で公明党の候補者への推薦は慎重に検討すべきだという考えを示しました(※)。 鴻池氏の指摘はもっともなことであり、ベースとなる考え方が異なる政党同士が長い間、連立政権を組むことに違和感を覚えていた人も多いのではないでしょうか。 今回の鴻池氏の指摘は、あくまで選挙協力についての発言のよう…
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2月15
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2016/02/15【東電の原発再稼動の壁】
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川内原発や高浜原発に続いて、全国の原発で再稼動に向けた準備が行われていますが、原子炉など重要施設の直下の活断層の有無が、再稼動の可否を左右する場合があります。 渦中の東京電力管内でも再稼働に向けた動きが進んでいますが、新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発でも防潮堤の下などにある断層が活断層か否かで議論になっていました。 このほど、原子力規制委員会は、議論になっていた断層について「活動性はない」とす…
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2月13
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2016/02/13【改めてアインシュタインの偉大さを知る】
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米国を中心とした研究チームが世界で初めて「重力波」の直接的な観測に成功したとのことです。 重力波とは、質量を持った物体が動くときに周りの空間が歪んで、それが波となって伝わっていく現象のことです。 重力波の存在は、かのアインシュタインが一般相対性理論の中で提唱していましたが、非常に微小であるため観測が難しく、一般相対性理論の中で提唱された現象のうち、唯一、実測されていなかったものです。 日…
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2月06
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2016/02/06【私事より公事を優先する覚悟があるか否か】
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今年7月に予定されている参院選を控え、タレントや元アイドル歌手、元アナウンサーなど、各党が有名人を擁立する動きが報じられています。 政治家としての資質があるのであれば、例え畑違いの有名人であっても擁立して構わないと思いますが、知名度を利用して手っ取り早く得票を得たいと考えての擁立なのであれば、それは民主主義の劣化と言わざるを得ません。 本来、国会議員に代表される政治家に求められる姿は…
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2月04
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2016/02/05【中国に企業の先端技術が流出する懸念が】
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中国の化学大手である中国化工集団は、農薬の世界最大手であるスイスのシンジェンタ社を買収すると発表しました(※1)。 実現すれば中国企業による過去最大の海外企業買収となります。 中国化工集団としてはシンジェンタ社の持つ先端技術やブランド力を獲得することなどが狙いと見られ、シンジェンタ社としては中国企業の資本力の獲得や中国市場での展開を優位に進めたい思惑があるようです。 しかし、国有企業である中国…
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1月13
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2016/01/13【憲法改正で進むべき方向を示してきた幸福実現党】
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安倍首相は、次期参院選で憲法改正を公約に盛り込む意向を示しました(※)。 具体的に憲法をどう変えるのかを示すことが大切ですが、その議論は深まってはいません。 しかし、数年前までは、「日本国憲法は不可侵なものである」かのような風潮でしたが、国会論戦で与野や野党の一部からも憲法改正の必要性が上げられている状況はまさに隔世の感があります。 こうした状況に至った要因に、幸福実現党の主張とその働きが影…