11月
10

2016/11/10【トランプ氏の大統領就任は予想されていた】

 米大統領選はトランプ氏が制しました。    早速、民進党からは、安倍首相が選挙戦のさなかに訪米した際にクリントン候補とだけ会談したことに対し、「トランプ氏をスルーした。これは大きな失態だ」との声が上がっています(※1)。  確かにその通りですが、選挙前に民進党からトランプ氏を推すような声はほとんど上がっていなかったと記憶しています。 野党は、与党を批判することが仕事なのかもしれませんが、あたかも…

11月
08

2016/11/09【投票が始まる】

 激戦が伝えられている中で、米大統領選が始まりました。 大勢は日本時間の9日のお昼頃に明らかになる見通しです。  どちらの候補者も有能な人物だとは思いますが、どちらが大統領になっても、日本は対応を迫られるのではないでしょうか。 トランプ氏は言わずもがなですが、オバマ大統領の路線を踏襲すると見られているクリントン氏であっても、選挙中の同盟重視の言葉とは裏腹に、過去の言動を踏まえれば、日本を差し置いて…

11月
07

2016/11/08【選挙は一対一がいいのか】

 米国の大統領選がここまで盛り上がる理由の一つに、共和党の候補者と民主党の候補者による一騎打ちと言うことがあるのではないでしょうか。 確かに、選挙戦の構図としては、有権者にとって分かり易いと言えます。  一方、民進党の蓮舫代表は、次期衆院選について、「一対一、与党対野党というシンプルな形が有権者にとって選択しやすいし、分かりやすい」と述べています(※)。 これは、野党4党で候補者を統一するというこ…

11月
05

2016/11/06【中国のペースに乗っている!?】

 南シナ海で中国と係争関係にある国が、中国から武器を購入する動きがあります。    マレーシアは、いわゆるコルベットと思われる哨戒艇4隻を中国から購入すると発表しましたし、フィリピンも新たな武器調達先としてロシアの他に中国にも言及しています。    もともと中国は武器の輸出大国であり、小銃など比較的単純な武器は、安価であるために闇市場を含め世界中に輸出されています。 近年、中国は艦艇や航空機など、…

11月
04

2016/11/04【憲法改正機運の高まりは幸福実現党の立党とともにある】

 国会議員を対象とした読売新聞のアンケートによると、「改正する方がよい」との答えが73%にのぼり、「改正しない方がよい」の16%を大きく上回ったとのことです(※)。  このアンケート結果からすれば、改正に賛成する立場の国会議員が3分の2を超えることになりますから、いますぐにでも国民投票の発議ができることになります。ただ、憲法改正の具体的な内容の議論はこれからであり、ようやく憲法調査会が再開すること…

10月
31

2016/10/31【女性の活躍を後押しするために】

 内閣府が行った男女共同参画社会に関する世論調査によると、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方について、「反対」と「どちらかといえば反対」が54.3%、「賛成」と「どちらかといえば賛成」が40.6%だったとのことです(※)。    女性の社会進出が進んでいる現代では、「反対」と答える人の割合は以前の調査と比べて増えているようです。    ただ、今回の世論調査のような尋ね方をすると…

10月
29

2016/10/30【神の啓示か!?】

 「フィリピンのドナルド・トランプ」ことドゥテルテ大統領は、訪日を終えて帰国した直後の記者会見で、今後は罵るような言葉は使わないと述べました(※)。  ある意味で暴言こそがドゥテルテ氏の人気の要因の一つとなっていただけに、本当に罵るような言葉を使わなくなるのか今後に注目です。  実は、今回、ドゥテルテ氏が罵るような言葉は使わないと決心した理由は、帰国の途についている機上で、神の言葉を聞いたからと大…

10月
26

2016/10/26【基地建設抗議活動の実態】

 在沖縄米軍のヘリパッド建設現場の警備にあたっていた警察官が、建設工事に反対して抗議していた人に差別的な発言をしたとして問題となりました。  マスコミの報道からは、抗議活動をしている現地の人々に対して、警察側が公権力にものを言わせて一方的に差別的な発言をして警備していたかのような印象を受けた人も多いのではないでしょうか。  しかし、現地の実際の様子は、抗議している側も汚い言葉を浴びせかけるなど、極…

10月
25

2016/10/25【幸福実現党は票を伸ばす】

 東京と福岡の衆院補選は、いずれも与党系の候補者が当選しました。 自民党は、今回の補選と同様に、夏の参院選後の重要な選挙と位置付ける先の新潟県知事選では、与党系の候補者が落選していただけに、ひとまず安堵しているのかもしれません。  新潟県知事選では、争点として原発の再稼動問題がクローズアップされ、それが野党系の新知事誕生に繋がりましたが、今回の衆院補選では、争点の明確化ができなかったことが野党系の…

10月
20

2016/10/21【トランプ氏か、クリントン氏か】

 米大統領選の最後となる3回目の討論会が行われました。 米国内のメディアは、全3回ともにクリントン氏が優勢だったとの評価が多いようですが、有権者は今回も政策論争が不足していたと感じたのではないでしょうか。  日本国内では、過激な発言や女性に対するハラスメント疑惑が次々と伝えられるトランプ氏よりも、クリントン氏を望む声が大勢ですが、本当に日本にとって望ましい候補者は誰なのかをよく考える必要があります…