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2016/11/08【選挙は一対一がいいのか】

 米国の大統領選がここまで盛り上がる理由の一つに、共和党の候補者と民主党の候補者による一騎打ちと言うことがあるのではないでしょうか。
確かに、選挙戦の構図としては、有権者にとって分かり易いと言えます。

 一方、民進党の蓮舫代表は、次期衆院選について、「一対一、与党対野党というシンプルな形が有権者にとって選択しやすいし、分かりやすい」と述べています(※)。
これは、野党4党で候補者を統一するということですが、4党間で一致する政策があるとは言え、基本的な理念や目指すべき将来像が異なる政党同士で統一するということは、有権者の選択の自由を奪っているとも言えるのではないでしょうか。

 もちろん、現在の与党に批判的な有権者もいると思いますが、そうした有権者の投票先が野党統一候補しかいないのであれば、多様な有権者の思いを政治に反映することはできません。

 野党第一党であれば、党勢の拡大を他党との選挙協力で図るのではなく、堂々と政策で勝負すべきではないでしょうか。
蓮舫代表は、よく「対案」という言葉を使いますが、その対案たる政策に自信が無いから、極端な選挙協力に依拠することになるのです。

 幸福実現党には、与党でもなく、既存の野党でもない第三の選択肢としてしっかりとした政策があります。
幸福実現党は、堂々と政策で勝負しています。

※:11月7日付産経新聞http://www.sankei.com/politics/news/161107/plt1611070036-n1.html