2月
03

2018/02/03【脱原発で政治的な責任は取らないのか】

 小泉純一郎元首相は、脱原発・反原発の急先鋒とも言える存在となっています。    これに対し反原発を唱えるマスコミは、郵政解散や自衛隊のイラク派遣などで小泉氏をあれほど批判していたにもかかわらず、今では「元首相の言葉は重い」などとして小泉氏を持ち上げており、正直、違和感があります。    その小泉氏は、原発に関し「絶対安全」「経済的」「クリーン」の3点全てが嘘だったとして批判すると共に、福島第一原…

1月
31

2018/01/31【幸福実現党が持つ大きな可能性】

 幸福実現党の釈量子党首が、「それでも『宗教政党』でいく理由」と題して論考を寄稿しています(※)。    その中で釈党首は、なぜ日本に本格的な宗教政党が必要であるのかということを、熱く、そして明確に語っています。  「本物の信仰心」を持った政治家は、人々の幸福のために私心無く尽くすものであり、釈党首をはじめとした幸福実現党の政治家が正にそうです。    既成政党の中にもそうした志を持った政治家がお…

1月
29

2018/01/29【賃金格差解消の裏で】

 男女格差解消で賃下げに同意したというニュースがありました(※)。  これは、英国の男性キャスターや男性記者など6人が、賃金の男女格差解消を求める同じ立場の女性らの訴えに賛同し、自主的に賃下げを受け入れたというものです。    今回の件は、男女格差解消のために雇用主側が賃下げを行った訳ではありませんが、男女格差解消に留まらず、同一労働同一賃金の流れの中で、重要な示唆を与えるものではないでしょうか。…

1月
27

2018/01/28【生涯現役社会で生き生きとした老後を】

 厚生労働省は、介護保険サービスを提供する事業所に支払う介護報酬の改定方針をまとめました(※)。    改定の主な目的は、要介護の重度化を防止する取り組みや、自立支援の取り組みを提供する事業所の報酬を加算することで、重度化の防止や自立といった成果に繋げ、介護サービス全体の費用を抑えたいということのようです。    現在の介護保険の総費用は11兆円余りです。  では、このまま少子高齢化が進展すれば、…

1月
25

2018/01/25【北朝鮮は核による朝鮮統一を目論んでいる!?】

 幸福の科学出版から、北朝鮮の金正恩委員長の霊言が数冊発刊されていますが、昨年秋に収録された直近の霊言では、金委員長の弱気とも取れる発言が印象的でした。   普段は、強気の発言で虚勢を張っているようにも見える金委員長だけに、トランプ大統領による包囲網が相当堪えているのでしょうか。    実際、北朝鮮は、年末年始にかけて核や弾道ミサイルの実験が鳴りを潜めたかと思いきや、今度は韓国の平昌オリンピックに…

1月
23

2018/01/23【安倍首相の施政方針演説について】

 安倍首相は、22日から始まった通常国会で施政方針演説を行いました。  演説の冒頭に取り上げた内容は、いわゆる「働き方改革」についてです。    確かに、日本の労働法制の中には制度疲労が顕著な部分もありますから、そうした部分は時代に合わせて改正する必要があります。  ただ、安倍首相の言う「働き方改革」が、現在の日本が直面する様々な課題の中で、最も優先度が高いのかどうかと考えると、疑問を感じざるを得…

1月
22

2018/01/22【つなぎ予算の不成立は対立のための対立か】

 トランプ政権と野党である民主党を中心とした連邦議会の対立で、いわゆる「つなぎ予算」が成立せず、政府機関の一部が閉鎖される事態となっています。  こうした事態は、2013年のオバマ政権以来です。  米上院では、与党の共和党が多数を占めているものの、予算成立に必要な議席数には足りず、そのため民主党の協力が不可欠です。  民主党側は、トランプ政権の移民政策について反発しており、つなぎ予算の成立に反対し…

1月
19

2018/01/19【政治家がトランプ大統領を見習うべき点とは何か】

 トランプ大統領は、自身が選んだ「フェイクニュース大賞」をSNSで発表しました。  大賞には、ロシア疑惑や大統領選に関するものなど11の報道を挙げています。  この大賞の発表について、米国内のマスコミなどからは、「報道への圧力だ」などとして批判の声が上がっています。  一般に政治家は、マスコミによって政治生命を左右されることもあるため、報道内容に神経を尖らせています。  しかし、トランプ大統領は、…

1月
18

2018/01/18【終末期医療に霊的人生観を】

 17日は、阪神淡路大震災から23年となりました。  改めて犠牲となられた方々のご冥福をお祈りすると共に、この震災を教訓としてより良い日本をつくり上げていく決意を新たにしたいと思います。  ◆さて、厚生労働省は、終末期の治療方法を選ぶ手順などを定めたガイドラインの改定案をまとめました(※)。  このガイドライン案では、人生の最期を住み慣れた自宅で迎えたいという高齢者の要望に応える形で、終末期に在宅…

1月
15

2018/01/15【強い中国と強い米国、どちらがいいのか】

 トランプ大統領に対する風当たりが、最近、また強くなっているように見えます。  政権の内幕を描いたとされる暴露本の出版や、アフリカに対し侮辱的な発言をしたとされ非難されるなどして、トランプ大統領に対し精神鑑定を求める声まで出ています。  しかし、冷静に考えてみれば、暴露本は外部のジャーナリストが複数の政権関係者にインタビューした内容を繋ぎ合わせたもので、それが事実であるかどうかは確認できませんし、…