11月
16

2020/11/16【なぜトランプ大統領に不利なタイミングで感染が拡大したのか】

 米大統領選の結果は依然として混迷しているように見えます。  昨年の時点では、トランプ大統領が優勢であることは反トランプのマスコミですら認めざるを得ない状況でした。  それが新型コロナウィルスの感染拡大で状況が一変し、バイデン氏側が息を吹き返し接戦にもつれ込みました。    「感染は自然の驚異であるから、それが大統領選に影響を与えたとしても、受け入れるしかない」という考え方が、多くのマスコミをはじ…

11月
12

2020/11/12【選挙結果の既成事実化には注意】

米大統領選は未だに勝者が確定されていない状態が続いています。 にもかかわらずマスコミの多くは、勝者はバイデン氏であるとする一方、負けを認めないトランプ大統領を「往生際が悪い」とのレッテルを張って、選挙結果の既成事実化を図ろうとしているように見えます。 トランプ陣営は、選挙で不正が行われたとして法廷闘争の準備をしており、ネット上だけではなく、一部の保守系マスコミも不正があった事実を伝えています。 し…

11月
09

2020/11/09【選挙制民主主義の弱点を突かれることがないように】

 米大統領選は、マスコミの多くがバイデン氏の当確を伝えたものの、トランプ大統領が法廷闘争に意欲を示しており、最終的な決着の見通しは立っていない状況です。  こうした状況で危惧されるのが、政治的な空白を突いての中国による揺さぶりです。  中国は、バイデン政権の誕生を見越して、しばらくは強硬な手段に打って出ることは無いとの見方もありますが、今は米国が最小限の反応しかできないと判断すれば、中国は覇権達成…

11月
05

2020/11/05【“勝ち馬に乗る”という選挙報道のあり方について】

 米大統領選は大接戦となりました。  投票日直前、反トランプの主要マスコミでは、「支持率でバイデン候補が依然大きくリードしている」、「ラストベルトの州や激戦州で軒並みバイデン氏が優勢」、「トランプ大統領の追い上げの勢いがみられない」などと、あたかもバイデン氏が大差で当選が確定したかのような報道が目立ちました。  しかし、開票情勢を見ればこれらの報道は明らかに間違っていたことが分かります。  選挙で…

11月
04

2020/11/04【欧米での感染拡大に別の要因があるのか?】

 欧米でコロナウィルスの患者数が増加傾向にあります。  米国では、「トランプ大統領が感染を軽視しているために感染が拡大している」との指摘がありますが、欧州では国を挙げてマスクの着用推進や外出制限を行っている国でも感染が再拡大する傾向があることから、感染拡大が国の指導者の姿勢だけが原因ではないことは明らかです。    特にベルギーでは感染者が急増し、人口当たりの死者数が欧州で最も高くなっているとのこ…

11月
02

2020/11/02【トランプ大統領が信頼に値するという根拠】

 米大統領選は最終盤を迎えました。  反トランプのマスコミの多くは、バイデン候補がトランプ大統領を引き離して優位に立っていると伝えていますが、現地からの報告によれば、実際の選挙情勢は接戦のようです。  選挙期間中も反トランプのマスコミでは、トランプ政権の関係者だった人物の言葉を引用する形で、トランプ大統領を人格的に問題があるかのように言う記事をよく目にします。  正直にものを言うトランプ大統領に対…

10月
20

2020/10/20【“表現の自由”に関わる2つの出来事】

 フランスで預言者ムハンマドの風刺画を授業で見せた教師が、イスラム教徒とみられる人物に殺害される事件がおきました。    この事件をきっかけにフランスでは、“表現の自由”を守ることの大切さを訴える機運が2015年のシャルリー・エブド本社襲撃事件後、再び高まっています。  一方、米国ではトランプ大統領のSNSの投稿が、SNS事業者によって制限されています。  同時に、バイデン氏の疑惑に関わる記事の投…

10月
18

2020/10/18【ウィルス戦争の戦時大統領としてふさわしいのはトランプ大統領】

 米大統領選で劣勢とされるトランプ大統領ですが、自身のコロナ感染が伝えられ一層窮地に追い込まれたとの見方が大勢でした。  しかしトランプ大統領は、入院期間が3日間と感染が確認されてから1週間もたたずにホワイトハウスでの執務に戻るとともに、連日集会を開催するなど選挙戦に完全復帰した印象です。  これにより激戦州などでのトランプ大統領の挽回が始まったと言えます。    トランプ大統領に手厚い医療支援が…

10月
10

2020/10/11【大統領選の隙に乗じて台湾進攻があり得る】

 中国軍が台湾海峡周辺に軍事力を増強しているとの情報があります。  周辺海域で中国海軍が演習を繰り返すとともに、事実上の国境である台湾海峡の中間線を越えて中国軍機が台湾側に侵入する回数が急増しているのです。    専門家の間では、中国が本気で台湾進攻を考えているとすると、米国の大統領選の混乱に乗じて実行する可能性が高いとのことです。  トランプ大統領はかつてない規模の最新兵器を台湾に供与することを…

10月
10

2020/10/10【“ウィルス戦争”に勝利する鍵はトランプ大統領の再選】

 新型コロナウィルスの発生源である中国の感染者数(約8.5万人)を、日本の感染者数が上回ったとのことです。    米国では、既に700万人以上が感染し、世界中では3,500万人以上にものぼっています。    中国では10月初めの国慶節の連休に6億人以上が国内移動するなど、いわゆる「密」の状態にあるにもかかわらず、米国などと比べると不自然に感染数が少ないようにも思えます。  こうした状況を踏まえると…