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2018/12/21【純粋な思いが政治利用されかねない現状】

 普天間基地の辺野古地区への移設工事が、海面を埋め立てる局面に入りました。

 南国特有の青い海の一部を区切って土砂を投入する様子がテレビ画面に映し出されるのを見ると、やるせない気持ちになる人も少なくないようです。
 

 実際、日本の安全保障の問題や沖縄の基地問題についてはよく分からないけれども、「美ら海」と呼ばれるきれいな海を純粋に守りたいという一点で、移設工事に反対する人もいると聞きます。
 

 
 しかし、実は、沖縄の海面を埋め立てる工事は、辺野古地区だけで行われている訳ありません。

 辺野古地区の基地移設工事で埋めたれられる面積は約160haですが、戦後、沖縄県全体では基地関連ではないものを含め既に1,000ha以上が埋め立てられています。

 
 また、沖縄県での埋め立て計画は他にいくつもあります。

 現在進行形の大きな埋め立て事業の1つが沖縄県の玄関口である那覇空港の2本目滑走路の建設工事で、こちらの埋め立て面積は辺野古地区の工事と同規模の約160haです。

 しかし、この工事では大きな反対も無く進んでいます。

 「辺野古の海は守るべき美しい海であるが、那覇沖の海は理由があれば埋め立てても構わない」という風に見えてしまいます。

 

 日本全国の埋立地を見てみると、総面積は10万ha以上とも言われています。

 どの埋立地にも生き物の生態系があった訳ですから、環境保護の問題があったはずです。

 
 しかし、それを上回る恩恵があると考えられて現在に至っているのです。

 辺野古移設工事についても、市街地に隣接した普天間基地の危険性除去、在日米軍という日本にとっての最強の抑止力の維持、覇権拡大の野心を隠さない中国に対する沖縄県がおかれた地政学的な要件、新基地の危険性や騒音の軽減、地元との関係など、様々な事柄を踏まえてようやく着工した経緯があります。

 
 ですから、辺野古地区の工事に関心を持ったのであれば、なぜ普天間基地の辺野古移設が必要なのか、考えてみることも大切ではないでしょうか。

 でなければ、きれいな海を守りたいという純粋な思いが、政治的に利用されることにもなりかねません。


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