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2016/09/03【北朝鮮の急変に備える】

 韓国の朴大統領が北朝鮮の急変の可能性について言及したと、韓国の聯合ニュースが伝えたとの報道がありました。
 

 ここで言う「急変」とは、北朝鮮トップの交代や体制崩壊に繋がる事態のことです。
朴大統領がどのような情報をつかんでいるのか不明ですが、最近、北朝鮮からは相次ぐエリート層の亡命や首脳部の粛清などが伝えられており、少なからず体制に揺らぎが生じていることは事実のようです。
具体的には、韓国や日本、あるいは中国との対外的な暴発、北朝鮮国内の混乱、大量の難民の発生など様々な事態が想定されます。

 北朝鮮の体制崩壊については、幸福の科学の大川隆法総裁も幾度となく言及されており、その可能性を前提に日本も準備を整えておく必要があります。

 日本国内では、度重なる北朝鮮の核実験やミサイルの発射で安全保障上の危機が増大しているにもかかわらず、危機意識が低下してその脅威に関して不感症になっているのではないでしょうか。

 弾道ミサイルに対する確実な迎撃態勢、朝鮮半島有事の際の韓国への支援のあり方、邦人救出の方法など早急に具体策を検討し、一段と危機対応能力を高めておく必要があります。