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2016/08/20【中朝の核の先制不使用には何ら保証はない】

 オバマ大統領が、「核兵器の先制使用はしない」という宣言を検討していたものの、内外からの反対で見送りになった模様です。

 中国や北朝鮮の核の脅威にさらされ、米国の核の傘に依存している日本としては、米国が核の先制不使用を宣言してしまうと核抑止力が低下するため、日本の安全保障にとってはマイナスです。

 中国や北朝鮮も核兵器の先制不使用に言及しているものの、これらの国が本当に核兵器の先制使用を行わない保証などどこにもありません。
一たび核兵器が使用されれば、その被害は甚大です。
ですから、核抑止力を維持するためには、核兵器の使用の柔軟性を確保しておくことは重要なのです。

 ただ、中国が日本に核兵器を使用した場合、米国が本当に中国と核戦争をしてまで日本を守る覚悟があるのか、考えておく必要があります。
その意味で、日本独自で防衛上最低限の核装備を検討すべきであると考えます。

 日本は、広島と長崎で、核の先制使用をされた歴史があります。
もう二度と核兵器が使用されることがないよう現実的な核抑止力を持たなければならないのではないでしょうか。