毎年、夏になるといわゆる平和教育の機会が多くなるように思います。
広島や長崎の原爆の日や終戦記念日があるからと言うことでしょうか。
確かに、極端に好戦的なったり、戦争を礼賛したりしないように、戦争の現実や悲惨さを伝えることは必要です。
一方、戦争の悲惨さばかりを伝える平和教育が行き過ぎた場合、どのような結果を招く可能性があるのでしょうか。
仮に、悪意を持った外国から日本が、武力で脅されたり、実際に武力で侵攻されたりしたと想定した場合、「とにかく戦争だけは避けるべき」と考えて、日本を明け渡して海外に逃げたり、隷属する道を選んだりすることにもつながり兼ねません。
そうした選択もある意味で個人の自由の範囲かもしれませんが、やはり、「自分の国は自分で守る」という気概が必要ではないでしょうか。
なぜならば、「戦争は避けるべきであるが、万一の時は戦うことも辞さない」という気概を示すことが、悪意を持った外国を思い止まらせることに繋がるからです。
折しも、尖閣諸島周辺では中国が挑発の度合いをどんどんエスカレートさせています。
中国にしてみれば、挑発の度合い引き揚げつつ、その都度、日本側の対応を見定めて次の手を繰り出して、最終的に尖閣諸島を奪い取ることを目論んでいることは明らかです。
私たちはこうした現実から目を背けてはなりません。
寸土を失えば全土を失うことに繋がりかねません。
尖閣諸島周辺では、海上保安庁や自衛隊の方々が、隙を見せないように日々命懸けで尽力しています。
国民としても、日本の平和を守るために意思表示をする時だと考えます(※)。
※:8月17日付幸福実現党ニュース「アジアの平和を守ろう!デモ」のお知らせhttps://info.hr-party.jp/2016/3506/