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2015/06/28【されど、大東亜戦争の真実】

 日本は東京裁判を受諾したことで、その後のサンフランシスコ講和条約の締結など国際社会への復帰に繋がったとも言えます。
 

 その東京裁判とは、「極東国際軍事裁判」のことで、日本の敗戦後に連合国が、第二次世界大戦中の日本の政治家や軍人などの犯罪行為を裁いたものです。
安倍首相は、先の衆院特別委員会で「我々はポツダム宣言を受諾し、その後の東京裁判の諸判決を受け入れた。それに尽きる」と述べています(※1)が、実は、東京裁判は裁判として公正さに欠ける問題点の多いものでした。

 安倍首相は、以前の自身の発言からすると東京裁判の問題点を理解しているようですが、日本国の首相としての立場上、東京裁判の判決に異議を唱える立場にないとしています。

 しかし、勝者が敗者を一方的に裁いた東京裁判は、裁判というよりは、日本の印象を悪として確定させためのセレモニーのようなものであり、東京裁判史観と言われる自虐史観のもととなり、日本人としての誇りを奪う一因になっていると言えます。
 

東京裁判の判決を受け入れる受け入れないは別として、戦後70年を機に、東京裁判を公正に評価しておく必要があります。
自民党は、東京裁判の判決内容を検証する組織を立ち上げるとしています(※2)が、東京裁判に基づく誤った歴史認識や憲法9条の見直しにまで結びつかられるか注目です。

※1:6月1日付朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASH615JYFH61UTFK00N.html
※2:6月22日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20150622/k10010122911000.html
【参考】:6月26日付The Liberty Web 大川隆法総裁 公開霊言抜粋レポート 「安保法制=違憲論 東京裁判で日本無罪を訴えたパール判事なら何と言う?」http://the-liberty.com/article.php?item_id=9831