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2014/01/06【未来産業のつくり方】

パナソニックがパワードスーツを量産化することを決めました(※)。

パワードスーツとは、人間の筋力を補助して重い荷物を運んだりする言わばロボットのようなものです。

用途としては、災害救助や原子力発電所内などでの利用を見込んでいるとのことです。

イメージとしては、米国の映画「エイリアン2」に登場するパワーローダーと言ったところでしょうか。

ロボット技術では、日本が高い技術力を有していますが、近年は他の国々も技術力を高めてきていると言われています。

今回のパナソニックのように、他に先駆けて実際に量産化を行うことは、技術力を高める上でたいへん有意義です。

ロボット技術は、災害救助や建設作業だけでなく、様々な分野での活躍が期待されています。

例えば、肉体的にも負担が大きいとされる介護の現場でも、パワードスーツの開発が行われていますし、お年寄りの話し相手になるロボットの開発も行われています。

更には、失われた体の一部の機能をロボット技術で補う研究も行われています。

航空宇宙技術などで日本は他国の後塵を拝している感がありますが、ロボット技術は、今後、日本の新たな基幹産業になり得ると思います。

政府は、経済の活性化に繋げるべくロボット技術を新たな基幹産業と位置付けて積極的に支援を行うべきです。

2015年4月に開学予定の幸福の科学大学(設置認可申請中)でも、理系の未来産業学部の開設を予定しており、科学の一層の進歩には宗教と科学の融合が必要であるということを前提として、新しいフロンティアを切り開くことを目指しています。

メイドインジャパンが再び世界をリードすることを切に祈ります。

※:1月3日付産経新聞http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140103/biz14010312240003-n1.htm