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2013/12/24【韓国が頼りにできる国はどこか】

情勢が悪化している南スーダンで、国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊が、同じPKOに参加している韓国軍の要請で、国連を介して小銃弾1万発を提供することになりました(※1)。

南スーダンでは、政府軍と反政府軍の戦闘が激化し、韓国軍の宿営地付近でも軍事衝突の危険性が急速に高まり、韓国軍が備えている弾薬が不足する懸念が生じました。

そこで、韓国軍が装備する弾薬と互換性がある弾薬を、付近で所持しているのは自衛隊しかないため、急きょ日本政府は例外的に弾薬の提供を決めました。

韓国は、ことあるごとに集団的自衛権行使の問題や武器輸出三原則緩和の問題など、日本の安全保障にかかわる動きに関して、軍国主義の復活などとして批判していますが、今回、自衛隊の部隊が外国の軍隊に対し、史上初めて弾薬を提供することになった当事者が、韓国軍であることはたいへんな皮肉ではないでしょうか。

朝鮮半島では、北朝鮮軍が黄海の前線部隊で砲兵が増強され訓練が強化されているなどと伝えられており(※2)、現在も軍事的な緊張が高まっています。

朝鮮半島で有事が発生した場合、韓国が頼りにできる国は米国とともに日本しかありません。

今回の南スーダンでの弾薬の提供を教訓として、韓国は、やはり日本との関係改善を急がなければならないことに気付くべきです。

※1:12月23日付読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131223-OYT1T00427.htm?from=ylist

※2:同http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131223-OYT1T00546.htm?from=ylist