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2011/07/12 【思いつきも甚だしい!今度は本当?菅首相「FXに関心ある」】

【今度は本当?菅首相「FXに関心ある」】2011年7月10日 産経より

航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の機種選定に向け、防衛産業の売り込みが激しくなるなか、菅直人首相の発言が政府内で波紋を広げつつある。

どこかで聞いたことのあるようなセリフで「迷走」を予感させるだけに、早期退陣を求めたいのが官僚の本音だ。

「実は、FXにはすごく関心があるんだ」。

菅首相は官邸の執務室で身を乗り出すようにして切り出した。

安全保障政策に疎く、「改めて法律を調べたら自衛隊に対する最高の指揮監督権を有していた」と自覚に欠ける発言もした首相だけに、向かい合った防衛省幹部には予想外の「関心」だったに違いない。

テーブルには防衛省が作成した資料があった。

FXは昭和46年に導入が始まり老朽化した空自F4戦闘機の後継機で、(1)米英などが共同開発中のF35ライトニング2(2)米海軍のFA18E/F(3)欧州共同開発で英独伊などが採用しているユーロファイター-が候補となっている。

資料に添付された3機種の写真を目にすると、首相はすかさず反応した。

「おっ、これは…」と言いながら、ある機種を指さそうとしたという。

FXは1機あたりの調達価格が100億円を超える可能性があり、防衛産業や商社がうごめく巨大商戦でもある。

このため、防衛省幹部が「(予断を与えないよう)簡単に指ささないでください」と冗談まじりに制止すると、首相は「今回は黙っていよう」と聞き役に回った。

ことFXに関しては「ミリオタ」を自称した首相だが、やりとりを聞くかぎり内実は定かでない。

聞き役に徹したのも、質問したり自身の考えを開陳するほどの識見がなかったからかもしれない。ハッタリの疑いがあるのだ。

首相が専門家ぶるのは危険な兆候でもある。

「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」。

そう自任していた首相が後に、「原子力の専門家ではありませんので、すべてを知っているわけではありません」と翻したことが想起される。

専門家きどりで独断専行→事態対応の混乱拡大→前言撤回と責任逃れ-。

東京電力福島第1原発事故をめぐる首相の対応と事態の推移だが、これひとつをとっても即刻退陣に値する「過失」だ。

FX選定も「過失」は許されない。今後数十年に及ぶ日本の防空能力を維持・強化するうえで、最も大きなカギを握るのはFXにほかならない。

中国は敵のレーダーに捕捉されにくいステルス性が特徴の第5世代戦闘機の開発を進め、2017年の実戦配備を目指している。

空自は「対中抑止」には不可欠だとしてF35を本命視する。候補のうち第5世代機はF35だけで、「いくら第4世代機に改良を加えても第5世代機には追いつけない」(空自幹部)との判断材料に重きを置く。

ただ、ここにきてF35の導入に暗雲が立ちこめている。開発の最終段階となる運用試験は17年春まで待たなければならず、日本政府が要求する同年3月までの完成機納入は絶望的との観測が出ているためだ。

加えて、今回は過去の戦闘機選定にはなかった複雑な事情も横たわる。国内の戦闘機生産・技術基盤の維持だ。

空自F2戦闘機の最終号機が今年9月に納入されれば生産ラインは止まり、下請け企業の撤退や熟練工の離職が懸念される。

1955年にF86戦闘機のライセンス生産を開始して以降、間断なく続いてきた戦闘機生産が途絶えることになる。

F35はライセンス生産の望みは薄く、仮にF35の導入を決めた場合、国内防衛産業の「基盤維持」とどう折り合いをつけるかは難題となる。その判断を菅首相に委ねるのは甚だ心もとない。

昨年12月の「防衛計画の大綱」の閣議決定直前に、社民党との連携に色気を出し、防衛産業の盛衰にも深くかかわる「武器輸出三原則」の緩和を見送ったのも菅首相だった。

「国益」を「政局」に安売りする政治家でもあるのだ。

これから機種選定作業は佳境を迎える。9月には米英両政府や防衛産業が性能や経費を盛り込んだ「提案書」を提出してくる。

これを受け、防衛省は審査に入り、11月末までに導入機種を決める。12月に安全保障会議にはかり了承を得たうえで、来年度予算案に関連経費を盛り込む予定だ。

菅首相はその安保会議の議長を務めるほど、居座り続けるのだろうか。

仮にFX選定が首相の「関心」と「延命」に振り回されるようだと、国がもたない。

引用、以上。

この記事は、菅首相が航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の選定に興味を示したというものです。

記事にありますように、菅首相には「原子力に詳しい」と言って対策を掻き回し、事態を深刻化させた前歴があるため、次期主力戦闘機の選定に興味を示した菅首相に対し、延命の匂いを感じたとしても不思議ではありません。

菅首相の見識の無さも問題ですが、FXの迷走問題の本質は、日本の国家戦略(軍事戦略も含めて)が無いこと、つまり日本人が戦略的に物事を考えることが出来ないことの一点につきます。

日本が戦略的に行動していれば、このような些末な問題で右往左往することは無かったはずです。

日本の戦闘機選定は、莫大なお金が動くだけに、昔から政治的な匂いを帯びていました。第1次FX(F-104J要撃戦闘機)、FSX(F-2支援戦闘機)は政治的な妥協の末に選ばれました。

このような状態の戦闘機選定によって、日本の防衛が成り立つことは到底考えられません。これは菅首相云々だけの問題ではありません。

もし、日本の防空を盤石にしたいのなら、ハード面からだけではなく、ソフト面からの考察も必要です。

例えば、戦略環境も考慮し、日本という細長い島国を防衛するためには、どのような戦略を取るのか、その上で、いかなる戦闘機が必要なのかを考えるのが筋です。ハードだけ比較しても意味がありません。

まず、日本が置かれている状況、すなわち「戦略環境」を考慮すべきです。アメリカなどの諸外国における戦略指針の冒頭には必ず「戦略環境」について触れています。

国難を乗り越えるためには、戦略環境を踏まえた上で、日本の将来を見据えた深い洞察力と戦略的思考が必要です。

このことは、我が党だけでは無く、政治に携わる全ての者が深く心に刻み付けるべきです。


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