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2011/05/21 【したたかな中国の「ナミダ作戦」には用心が必要】

【尖閣諸島、主要議題にせず―日中首脳会談で方針】2011年5月19日 産経より

21~22日の日中韓首脳会談の際に開催する日中首脳会談で、日中両政府が、中国が領有権を主張している沖縄県・尖閣諸島の問題を主要議題に取り上げない方針で一致したことが分かった。日中関係筋が18日明らかにした。

両政府は尖閣問題の早期解決を図るよりも、東日本大震災を機に昨年9月の漁船衝突事件で冷え込んだ両国の国民感情を改善させる方が重要と判断したとみられる。

中国の温家宝首相は訪日の際に福島県などで被災者を慰問すると表明しており、震災対応を名目にした領土問題の「棚上げ」とも言えそうだ。

中国外務省の胡正躍次官補は18日の記者会見で日中首脳会談について「敏感な問題は主要議題にならない」と強調し、尖閣諸島も「敏感な問題」に含まれると明言した。

[関連記事]
【石平氏「温首相の『ナミダ作戦』にご用心」 日中韓首脳会議】2011年5月19日 産経より

日中韓首脳会議では、中韓首脳が被災地を訪問し、避難住民を「激励」する。

仕掛け人は中国の温家宝首相で、キーワードは「尖閣」だ。昨秋の中国漁船衝突事件で、日本国民の対中感情はいっそう悪化した。

西太平洋制覇という長期戦略を進める中国にとって、日本の対中警戒感の高まりは戦略推進の大きな障害となる。

温首相は、避難住民を激励する映像が流れるように仕掛け、日本人の警戒心を解くことを狙っているのだ。

さらに隠された意図もある。米軍の「トモダチ作戦」が大きな成果を挙げ、日米同盟は強化された。だが、米首脳はまだ被災地を訪れていない。

中国で「映画スター」との異名をとる温首相はおそらく、被災者の手を取り、涙を流す“名演技”で、何とか劣勢を挽回したいと考えているのだろう。得意の「ナミダ作戦」には用心が必要だ。

引用、以上。

21、22日の「日中韓首脳会議」の仕掛け人である中国の温家宝首相の意図は、昨秋の中国漁船衝突事件で、日本国民の対中感情の悪化を和らげることが目的だと石平氏は分析しています。

「西太平洋制覇」という長期戦略を進める中国にとって、日本の対中警戒感の高まりは戦略推進の大きな障害となるからです。

記事にある通り、中国共産党政府は政策判断として「東日本大震災を機に昨年9月の漁船衝突事件で冷え込んだ両国の国民感情を改善させる方が重要と判断」したものと見られます。

この判断の裏には、中国政府が日本の対中感情の悪化を非常に気にしていることが挙げられます。

これは決して中国が日本を恐れているという意味ではなく、日本の対中感情の悪化を国際社会が知ることによって、国際社会から中国に対して湧き上がる非難をかわすことが目的と考えられます。

もう一つは、大震災の被害を受けた日本に対して強硬な態度をとることによって、国際社会が中国を非難することも懸念しているものと思われます。

よって、当面の間は微妙な問題として尖閣諸島問題が推移していくものと考えられますが、中国が尖閣領有のタイミングを図っていることは言うまでもありません。

石平氏が指摘するように、したたかな中国の「ナミダ作戦」には用心が必要です。


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