中国軍の爆撃機などが台湾を周回するように示威飛行したことを、台湾政府が強く批判しました。
これに対し中国は、「国家主権と領土を守る我々の堅い決意と強靱な能力を見くびるな」と警告しました(※)。
しかし、台湾に中国の主権はありません。
台湾は、台湾政府が統治しており、外交も安全保障も全て中国から独立しています。
また、歴史を振り返ってみても、中国共産党が台湾を統治した事実は一度も無いのです。
ですから、中国は台湾統一を目指していますが、それは中国共産党が中華民国政府から中国を奪ったように、中華民国政府から台湾を奪うことに他なりません。
台湾には台湾の主権があるというのが事実であり、台湾の主権を守ることこそ正しい道です。
そう考えると、今こそ日本も台湾政策を改めて、台湾の国家承認や国連復帰を後押しする時ではないでしょうか。
台湾が国家として正式に認められれば、「一つの中国」という中国側の台湾統一の根拠が無くなり、万一、中国が台湾に手を出したとしても、それは国際的には他国を侵略したことになるので、中国に対して台湾統一のハードルを上げることを意味します。
にもかかわらず、日本には「台湾政策を見直すように」と訴える政党はありません。
台湾の国家承認を目指し、台湾の国連復帰を後押しすることを訴えているのは、唯一、幸福実現党のみです。
ですから、「自由、民主、信仰」の価値観を本当に大切にしているといえるのは、幸福実現党ではないでしょうか。
※:4月16日付産経新聞https://www.sankei.com/world/news/190416/wor1904160020-n1.html
【参考】:大川隆法著『愛は憎しみを超えて 中国を民主化させる日本と台湾の使命』幸福の科学出版https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2167