新年明けましておめでとうございます。
新しい年が明けました。
2018年は様々に世界的ニュースがあった年でしたが、輝かしい未来に向けての手ごたえを感じる年でもありました。
さて、米国民へのアンケートで「日米安保条約を維持すべきか」という質問に対し、「維持すべき」と答えた人の割合が68%と、前年より14%減ったという調査結果が明らかになりました(※)。
同アンケートでは、「日本を信頼できる」と答えた人の割合が87%と、依然、高水準であったものの、同盟国の費用負担を巡るトランプ大統領の言動が影響して低下したのではないかということです。
核を持たない日本にとって、中国という核保有国に対する抑止力を維持する上で、日米安保は死活的に重要です。
しかし、米国は中国と核戦争をしてまでも日本を守るという意思が本当にあるのかという不安は、常につきまといます。
よって、日本としては、米国にとって守るに値する国であるという認識を持ってもらわねばなりません。
ただ、未来は常に過去の延長線上にあるとは限りません。
ですから、日本は、改めて日米安保を維持するために何をすべきか考える必要がありますし、同時に、「自分の国は自分で守る」という主権国家として当たり前の考え方も強化していく必要があります。
2019年以降は、米中の対立が激化することもが予想されるという報道もあります。
日本が米中の間に立って仲を取り持つこともあり得ますが、問題の根本をそのままにしておいては、将来再び情勢が不安定化することは目に見えています。
日本のリーダーには将来を見通す確かな目が必要とされます。
私も2019年も微力ではありますが貢献できるよう精進したいと思います。
※:12月31日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20181231/k10011764061000.html