幸福実現党は、原子力規制委員会宛てに、原発再稼動の審査の迅速化などを求める要望書を提出致しました(※)。
北海道では、胆振東部地震以降、電力供給が綱渡りの状態が続いています。
稼動停止していた苫東厚真火力発電所では順次再稼動が進んでいるものの、電力供給量の過半を一つの発電所に頼ることのリスクが明らかになり、電力需要が増大する冬に向けて不安が残る状態が続きます。
万一、冬場に長時間の停電が起こるような事態となれば、生活に甚大な影響が出るだけでなく、命の危険にもさらされることになります。
ですから、そうした危険を予防することが行政に求められる責務であり、現状では、北海道電力泊原発の再稼動が最も有効な解決策のはずです。
しかし、福島第一原発の事故イメージが根強く残ることもあって、本当は泊原発再稼動が必要と思っても、なかなか声を上げることは難しい状況が続いています。
そうした中、泊原発の全原子炉の早期再稼動を求める幸福実現党の主張は正論であり、国民の生活に対する責任の表れです。
原子力規制委員会をはじめ政府は、国民の安心・安全のためとして再稼動の審査を行っていますが、不合理とも取れる理由で再稼動を延々と先延ばしにする姿勢は、冬場に向けて北海道民の生活を危険にさらしているように見えます。
是非とも大局的な見地から、安全審査を速やかに終えて、泊原発の再稼動を実現して頂きたいと思います。
※:9月20日付幸福実現党ニュースhttps://info.hr-party.jp/2018/7189/